岐阜酒好物語

モナリザ

写真:「モナリザ」が描かれたボトル

「モナリザ」が描かれたボトル

 当店の常連のお客さまがご来店し、ニコっと私を見つめると、「今日は置いてもらいたい… というか、プレゼントを持ってきました」とかばんをゴソゴソとして取り出し、カウンターにドンと1本のお酒を出されました。

 そのお酒は、白い陶器のボトルに、「モナリザ」が描かれたブランデーでございます。

 「家に置いていても飲まないから」ということで、ありがたく頂戴して、さっそくお店のバックバー(棚)に置くと、「やっぱり家に置いておくよりも、こういう場に並ぶ方がこのお酒の価値がでる」と喜んでいただけました。

 あまり目にしないボトルなので、このお酒について調べてみたところ、かなり昔に輸入されて、現状で、国内では販売されていないもののようです。

 生産国はフランスで、製造元はユニコニャックという名称ですが、正式名称は、ユニオン・ド・コーベラティヴ・ド・ラ・レジオン・デリミテ・デュ・コニャック・工・デュ・ピノー・デ・シャラントという、長い社名でございます。

 モスナック村にある、近代的なユニコニャック工場で造られるボトルの中のブランデーは、ロア・デ・ロア(王の中の王)と名付けられ発売され、モナリザのボトルは、数種類ある中の一つです。

 多くは出てきませんでしたが、ネットオークションやリサイクルショップなどで、数点だけ確認できました。

 長く仕事に就いていても、出合うことがないお酒も多いのですが、回り回って手にすることもあり、また、人との出会いも同じように感じた出来事でした。

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