岐阜酒好物語

ボジョレーヌーヴォー

写真:ボジョレーヌーヴォー

ボジョレーヌーヴォー

 2017年もボジョレーヌーヴォーの解禁が、11月16日(第3木曜日)にありました。皆さまはご賞味されましたか。

 あらためて、このお酒はどのようなものなのかをお伝えしたいと思います。フランスのブルゴーニュ地方の山のふもとにある、ボジョレー地方で造られる特産品の新酒をヌーヴォーといい、ブドウの出来栄えをチェックする、業務販売用の試飲ワインとして造られたものです。

 11月の第3木曜日が解禁日になったのは1984年からですが、これ以前は15日と日付けを決めていたのですが、業者の早売り競争でワインとして不出来なものが出回ったため、改正されたようです。

 お客さまから、「ワインってそんなに早く造れるの?」と質問されたことがありますが、ボジョレーヌーヴォーを造るにあたり、炭酸ガス浸漬法などの急速発酵技術を使って、数週間で醸造されています。

 そのため、通常のワインと味わいが違い過ぎと感じるのは正しい判断のようで、ブドウの皮などの処理や、高温で強制的に発酵することによって、本来ならば感じる、香りや風味が消失しております。

 通常の造り方では瓶内で熟成していくので、セラーなどで寝かせての長期保管ができるのですが、ヌーヴォーはその造り方で熟成しないワインなので、製造年までに飲んでしまうのが良いそうです。

 おいしいまずいの評価は置いておきまして、今年もあと少し、年末繁忙期を迎える前のスイッチを切り替えるお酒として飲んでみてはいかがでしょう。

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