リーグ戦2試合、天皇杯1試合と試合数の少なかった11月だが、勝ち星なしの3敗。一時の低迷期は脱し、組織守備を軸に徐々にサッカーの内容は高まっているものの、それが結果に結び付かないジレンマに苦しめられた。また横浜FC戦に敗れた時点で、今季目標の「10位以内」を達成することができなくなった。

 勝ち星に見放されたのは8、9月に続き3度目だが、当時と比べると内容は異なった。特に守備組織が整ったのは数字にも表れ、1試合当たりの平均失点は9月は3・8点だったが、11月は天皇杯を含めて1・6点に半減し、大崩れしない堅さが復活した。

 8月末から全試合に出場しているMF嶋田正吾が横浜FC戦後に「ボールの奪いどころ、奪い方の統一した意識は高まっている」と話したように、各選手の守備時の呼吸が合い、攻撃への切り替えでも連動する局面も増えている。ある程度メンバーが固定された10月を経てプレー中の迷いは払しょくされ、成長に結び付いたといえるだろう。

 一方で、11月の総得点はついに0点と、決定力不足が露呈。堅い組織守備を展開し、素早く攻撃に切り替え、狙いを持って相手ゴール前まで迫るものの、最後に決め切れないもどかしい試合が続いた。松永英機監督は「最後のところ(相手ゴール前)でうまくやらせてもらえない壁を乗り越えられなかった。内容に手応えを感じながらやる中で、勝ち切れない決定力の差を感じた」と話している。

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