FC岐阜セカンド×東京選抜=前半19分、先制ゴールを挙げ、イレブンから祝福されるFC岐阜セカンド・緑(中)=味の素スタジアム 第68回国民体育大会「スポーツ祭東京2013」第5日は2日、東京都調布市の味の素スタジアムなどで11競技を行い、県勢は7競技に出場。サッカー成年男子では、FC岐阜セカンドが決勝で東京選抜に1-0で勝って優勝した。サッカーでの県勢優勝は、1965年の岐阜国体成年男子教員の部を制した岐阜教員以来、48年ぶり。

◆FW緑がVゴール、一丸で1点守り切る

戦うたびに強くなる戦士たちが、県サッカー界の歴史に新たな一ページを記した。サッカー成年男子のFC岐阜セカンドが、見事な初優勝を飾った。先制点を挙げたFW緑悟は「優勝に貢献できてうれしい。今までの生涯でも一番しびれたゴール」と興奮気味に振り返った。

4日連続の試合という厳しいコンディションだったが、序盤から流れをつかんだ。緑とFW田中智大の2トップに加え、MF柳沢隼とMF比嘉諒人を絡めながらシュート機を多くつくった。前半19分、CKのキッカーは準決勝で殊勲弾を放った柳沢。緑とのアイコンタクトで、ニアサイドにボールを蹴り入れると、緑がどんぴしゃのタイミングで走り込み右足シュート。「今大会、アシストもゴールもなかったので燃えた」と喜んだ。

試合終盤は、残り1分で同点に追いつかれた準決勝同様に守勢に立たされたが、結果は違った。集中力を保ち、セカンドボールを奪ったり、カットしたり…。低い位置での“泥くさい”プレーが続いた緑は「苦しい展開だったが、絶対に勝ち切るんだと強い気持ちで戦えた」と語った。

“兄貴分”のFC岐阜が、J2残留に向けた厳しい戦いを続ける中での下部組織の快挙。過去に鳥栖などJリーグチームでプレーした経験を持つ柳沢は「僕らの優勝を良い意味で発奮材料にしてほしい」と話す。そして「僕自身も、Jリーグで再びプレーすることをまだ諦めてない」ときっぱり。平均年齢23歳の若きイレブンにとって、“成長欲”が日本一への原動力となった。

(写真)FC岐阜セカンド×東京選抜=前半19分、先制ゴールを挙げ、イレブンから祝福されるFC岐阜セカンド・緑(中)=味の素スタジアム

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