「今年もシーズン最後まで選手を信じるのみ」-。岐阜市長良福光の長良川競技場で3日に行われた、サッカーJ2のFC岐阜のホーム開幕戦。横浜FCに0-1で惜敗したが、昨季のホーム開幕戦を上回る9331人の来場者が詰め掛け、“緑一色”に埋め尽くされたスタンドから、ワンプレーごとに惜しみない拍手や熱烈な声援が響いた。

 試合開始前の選手紹介では、選手名のコールに合わせて大声援がこだました。レプリカユニホームを着込んで観戦した会社員伊藤幸雄さん(39)=関市=は「大木体制も2年目になり、戦術もチームに浸透したはず。楽しみ」と気持ちを高ぶらせた。

 前半は20分すぎから相手ペース。攻め込まれる場面が増え、GKビクトル選手のファインセーブで、スタンドは盛り上がった。JFL時代からの熱心なサポーターで会社員の柄木田昭さん(62)=不破郡関ケ原町=は「先週の開幕戦よりパスはつながっているが、シュートに持ち込めていない。スタンドを沸かせる攻撃を」と願った。

 後半10分、先制点を奪われると、スタンドは一瞬静まり返ったが「まだまだこれから」「残り30分以上あるから、下を向くな」と声援。30分以降は、怒濤(どとう)の連続攻撃でゴールに迫った。だが白星は挙げられなかった。ビクトル選手のファンの内海来夢さん(9)=岐阜市=は「負けても『次は頑張ろう』と前向きなチームの姿勢が好き。今季はたくさん勝つ試合を見せて」と声を弾ませた。

 今季から就任した岸野吉晃後援会長は「大木体制2年目で若い選手が多いが、最後まで諦めず、走り抜き、J1を目指せる位置につけてほしい」と期待を寄せた。

スタンド一面を緑に染め上げたFC岐阜のサポーター。90分間、勝利を信じて声援を送り続けた=3日午後4時38分、岐阜市長良福光、長良川競技場

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