メディアばこ
女性のライフステージとホルモンの変動 咲くやこの花プロジェクト
輝く女性の健康・元気を応援!

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女性のライフステージとホルモン分泌量の変化

20190310190645-9b4b5d57.jpg 女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの量は、年代によって大きく変化し、体のトラブルや病気にも大きく関係しています。女性ホルモンの量が多く、子宮や卵子が元気な性成熟期に妊娠・出産することが子宮の健康維持にもつながります。

【POINT】

エストロゲン
 受精卵のベッドとなる子宮内膜を厚くする働きがあります。また乳房を大きくするなど女性らしい体を作ります。
 排卵前にピークを迎えます。

プロゲステロン
 エストロゲンによって厚くなった子宮内膜を、受精卵が着床しやすい状態に整えます。排卵後にピークを迎えます。

女性ホルモン「エストロゲン」の働き

 代表的な女性ホルモンである「エストロゲン」は、成長期に増加して30歳頃にピークを迎え、40代半ばから急激に減少します。エストロゲンは、女性としての大切な機能である妊娠・出産を支えるだけでなく、自律神経や感情、骨や皮膚、脳の動きなど、400以上の機能を備えているホルモンです。エストロゲンが低下してしまうと、肌の調子が悪化、イライラする、精神的に不安定になる、不眠、浮腫、脂質代謝の低下、太りやすくなる、髪にツヤがなくなる、動脈硬化・脳梗塞・心臓病・高血圧など血管系の症状が出やすくなるなどの体の不調が現れます。慢性的な体調不良や情緒不安定など、身体だけでなく精神面にも影響が出てきます。20190310191218-d788b8cb.jpg

 エストロゲンには、骨を丈夫に維持する働きもあるため、エストロゲンの減少と共に、骨密度が低下して骨粗しょう症が起こりやすくなります。実際、閉経後の女性の骨粗しょう症の有病率は、男性の約3倍に達しています。

 女性ホルモンは、加齢だけでなく、強いストレスや不規則な生活、睡眠不足、栄養の偏りなどでも減少してしまいます。女性ホルモンの減少を防ぐためには、適度な運動や十分な睡眠と栄養が重要です。女性ホルモンの分泌を促すために重要な栄養素であるタンパク質や鉄分を積極的に取りましょう。また、自宅で簡単にできる軽い運動を毎日の生活に取り入れて、ストレス解消と良質な睡眠を心掛けましょう。

 また、薬局で販売されている大豆由来のイソフラボン等健康食品の摂取や、医療機関でのホルモン補充療法、低用量ピルの服用によって症状の予防や緩和をすることもできます。気になる方は、一度医療機関や薬局で相談しましょう。

骨粗しょう症、予防で取りたい栄養素とは?

 更年期を迎えると減っていくエストロゲンは、カルシウムの流失を抑える働きがあります。そのためエストロゲンが減ればカルシウムも流失してしまい、骨粗しょう症のリスクが増えてしまいます。そのため、骨粗しょう症を防ぐには単にカルシウムを補うだけでなく、女性ホルモンの構造に似た成分を持つタンパク質、特に大豆に含まれるイソフラボンも取っていくことがおすすめです。また、カルシウムの体内吸収率を高めるために、小魚やしいたけ、運動、日光浴などで得られるビタミンDや、ほうれん草などに含まれるビタミンKも1日の食事の中に取りいれていくと、さらに効果的に作用します。

 ここで気をつけたいのが「無機リン」の存在です。スナック菓子や炭酸飲料などの化学保存料に含まれる無機リンを取りすぎると、せっかく取ったカルシウムの吸収を阻害してしまいます。タンパク質にくっついている「有機リン」が不足しても骨や歯が弱くなってしまうため、タンパク質を積極的に取っていきましょう。

 また、若いころからダイエットなどで栄養不足の状態が続くと、早くから骨粗しょう症になりやすいです。まずは三食きちんと取ることを心がけ、その中で栄養素を補完していくようにしましょう。一汁三菜が基本ですが、豆腐や卵、魚、肉のようなタンパク源となる主菜、野菜を中心とした副菜を1日3回、毎日の食事で〝コツコツ〟と取りいれていきましょう。

カルシウムとタンパク質が簡単にとれるメニュー例

・豆腐納豆チーズかけ
・チーズいりお好み焼き
・豆乳プリン