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小中学生らが福祉の職場体験バスツアー 笑顔つなぐ福祉のわ
介護の仕事、かっこいいね 西美濃さくら苑など訪問

車いす.JPG 小中学生と保護者に、介護の仕事に興味を持ってもらおうと、県と県福祉人材総合支援センターでは「福祉の職場体験バスツアー」を行っています。今年は、夏休み期間に9か所で順次実施しています。その中から、7月23日に介護老人保健施設「西美濃さくら苑」(揖斐郡池田町)で行われた職場体験の様子をお伝えします。

 この日のツアーには、親子14組30人が参加。一行はJR大垣駅に集合し、バスで西美濃さくら苑にやってきました。西美濃さくら苑では、3グループに分かれて施設内の見学やリハビリ体験、車いす体験、食事体験などをしました。

 車いす体験では、ずらりと並んだ10台の車いすのそれぞれの特徴について介護職員が説明。子どもたちは、実際に乗って保護者に押してもらったり自分で動かしたりして、利用者の目線を知り、操作の難しさを体感しました。

 食事体験では管理栄養士の説明を受けながら、ほうじ茶雑炊(ミキサー食)とサワラの西京焼(ムース食)を試食。他にも作業療法士によるリハビリ室の説明やドライバーによる送迎車の乗車体験もありました。各専門職から、志したきっかけややりがいについて話を聞く時間もありました。

 参加した中津川市の中学2年の女子生徒は「食事体験が一番心に残りました。見た目は全く違うけれど、普段食べているものと同じ味とは」と驚きの表情を浮かべ、「将来、看護師か介護職員になりたくて参加しましたが、やりがいを持って働く職員を見て、夢への思いが強くなりました」と話しました。本巣市の小学6年の女子児童は「利用者それぞれに合わせた対応を職員全員が心掛けていることが印象的でした。車いすで移動する大変さもわかったので、次に特別養護老人ホームで暮らす曾祖母に会いに行ったときは、積極的に押してあげたい」と笑顔を見せました。