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笑顔つなぐ福祉のわ

地域の役に立てる喜び実感 笑顔つなぐ福祉のわ

介護職員クローズアップ



やりがい聞いてみました
介護部長として同僚サポート 松成健太さん(特別養護老人ホーム燦燦・岐阜市)

-職員になったきっかけは。
 学生時代は電気工学を専攻していました。介護職は縁遠いもので意識したことすらありませんでしたが20代前半の時、当時のアルバイト先の同僚が介護の仕事を始めたタイミングと、親戚が特別養護老人ホームに入ることになって夏祭りやレクを見に行ったタイミングが重なり「社会の役に立てるすばらしい仕事」と知り、ショートステイで働くことにしました。

 7年間働きましたが、ショートよりもユニットケアをしている特別養護老人ホームの方が利用者と深くかかわれるのではと思い、10年前に燦燦に移りました。3年前からは介護部長兼ユニットリーダーとして、利用者のケアをしながら他の職員のサポートもしています。

-介護職の魅力は。
 利用者のケアはもちろんやりがいのあることですが、利用者の家族に「ありがとう」と言ってもらえた時は格別です。本当は自宅で介護したいのに疲れてしまったり難しかったりして施設を選択される家庭は多いです。そんな利用者の家族の力になることで地域の役に立てるという点に一番魅力を感じています。特に燦燦は自分の生まれ育った地にあるため、以前働いたショート以上にそのことを実感できています。

-指導する立場としては。
 コミュニケーションをしっかり取りたいと思っていますがなかなか難しく、勉強の日々です。

 また4年ほど前からは外国籍の方も一緒に働くようになりました。相手の言葉を覚えたりして分かり合えるように努めていますが簡単なことではありません。ただ、一番初めに入った方は仕事も日本語もかなりできるようになってきたので、通訳になってくれたり、同じ国籍の新人職員に仕事を教えてくれたりしています。今は施設としてノウハウを蓄積している段階ですね。

 施設内外のいろいろな研修に参加して学ぶ機会もあります。安江紀子理事長らの期待があってこそ、そういう場に参加させていただけているので、学んだことをしっかりと同僚に伝え、よりレベルの高い介護をしていきたいです。

-今後の目標は。
 昨春に通信制大学に入学し、「社会福祉士」国家試験の受験に向けて学んでいます。社会福祉士は、福祉全体のことが対象となってくるので、介護福祉士とはまた違った視点が必要で勉強になっています。より幅広い知識を持っていれば、利用者の家族から何か相談された時などにもっと力になれると思います。

-職場の良い点は。
 入職した動機と同じことになりますが、1ユニット10人のユニット型の介護をしていて、利用者一人一人としっかり接することができる点が気に入っています。家族のような近い関係になれる方もいます。

 また、残業がほとんどない点も良いですね。一人で抱え込まず次の勤務の人に引き継ぎながら、チームで働くことが大切だと思っているのですが、うまくいっているのではと思います。