岐阜新聞Web

  • 美濃
  • 飛騨
  • 美濃
  • 飛騨


笑顔つなぐ福祉のわ

心の底から転身に満足 笑顔つなぐ福祉のわ

介護職員クローズアップ



やりがい聞いてみました
3月に介護職員デビュー 神谷由紀さん(ライフ・ネット大福町、岐阜市)

400-ライフネット神谷さん.jpg

-介護職員になったきっかけは。
 今年2月までは子育てをしながらヤクルトレディーをしていました。ケアを必要としている様子の高齢者のお宅を訪問する機会もあったのですが、立場上何もできないことに歯がゆさを感じ、次第に高齢者のケアに携わる仕事をしたいと思うようになりました。

 ただ、新しい世界に飛び込むということは簡単なことではありませんでした。しかし、これまでに何かをすごく頑張ったという思い出がなく、「このまま何もやり切らないで一生を終えてしまうのは嫌。自分のしたいことをしていると心の底から思える経験がしたい」という気持ちが一歩踏み出す勇気につながりました。今年、長男が中学生に、長女が小学3年生になり、子育てが少し落ち着くタイミングだったこと、45歳という区切りの年になることもあり、昨年9月に介護職員初任者研修に通い始め1月に修了しました。そして3月のライフ・ネット大福町のオープン時から働いています。

-働いてみていかがですか。
 正職員としてデイサービスで働いているのですが、本当に楽しいです。当施設は、2、3階のサービス付き高齢者向け住宅の利用者を受け入れているので、デイサービスは自宅の延長という位置付けで距離が近く、思った以上に利用者と仲良くなれました。

 介護は初めてのことの連続でしたが、先輩職員に教えてもらいながら覚え、今ではある程度はできるようになりました。

-やりがいは。
 利用者と接する際、サポートしすぎでも不十分でもどちらでもいけないので、コミュニケーションをしっかり取る中で、多くのことを学べています。ケアや声掛けをしたことで、利用者が笑顔になってくださることもあってうれしいですね。

 当施設には、ウォーターベッドやセラミックボールを使った足湯など、なかなか珍しい機器があるのですが、初めは「怖いからやめておく」と言っていた方に勧め、気に入ってもらえた時などはうれしいです。

 また、子どもたちが応援してくれていることもうれしく感じています。先日、土曜日に仕事があった日には、長女がソーセージと卵焼きを作って「お弁当だよ」と持たせてくれました。長男も、長女と遊びながら私の帰りを待っていてくれています。

-大変だと思うことは。
 体調不良や病気のことで落ち込んでいる方も中にはいて、笑顔で「また明日」と見送れないときは悲しいです。手を握ってお話したりするようにはしていますが、自分の力ではどうにもならないこともあります。

-職場の自慢できる点は。
 新しい施設ということもあって、リハビリの機器などは高品質、高機能の最先端のものが多いように感じます。そして理学療法士や看護師が複数いるため、何かあるとすぐに相談に乗ってもらえて心強いです。残業もなく休みはきっちりもらえていますし、この世界に飛び込んでみて本当に良かったと思っています。