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笑顔つなぐ福祉のわ

教育重視の職場で飛躍 笑顔つなぐ福祉のわ

介護職員クローズアップ



やりがい聞いてみました

普通科高校を卒業して2年目 西川颯さん(地域密着型複合施設りんどう・神戸町)

-介護職員になったきっかけは。
 池田高校普通科を卒業して1年半前に入職しました。中高生の頃、祖父が有料老人ホームに入所していて、よく面会に行ったのをきっかけに福祉の世界を身近に感じ、高校3年の時の選択科目は「福祉」を選びました。そして授業で福祉施設に行ったことで介護職に憧れ、志すことにしました。

-りんどうを運営する善心会に決めた理由は。
 高校にあった福祉施設のパンフレットに一通り目を通したところ、善心会がダントツで教育に力を入れている印象を受けました。

 普通科出身で無資格という不安がある中、法人の負担で介護福祉士国家試験に向けた勉強ができることがわかりましたし、見学の際に職員に「高卒で入っても大丈夫」と言ってもらえたので、ここで頑張ってみようと思いました。

-介護福祉士取得に向けては。
 私が入職した時期は、コロナが急拡大したタイミングでした。まだ完全に収束とは言えない状況ですので、実務者研修などの外部の講座はまだ受けていない状況です。

 それでも先輩職員から正しい介助の仕方を教わることは一番の対策になりますし、試験を突破した先輩職員が使った参考書等が職場に置いてあるので、それを見たりして準備を進めています。

-仕事のやりがいは。
 利用者の若い頃の話を聞くのが楽しいです。昔の町の様子や戦争に行った話など知らないことばかりで大変勉強になります。実は自分から人に話し掛けるのが苦手ですが、先輩職員が利用者と話す姿を参考にしたり、アドバイスをもらったりして徐々に慣れてきました。

-利用者と接する際に気を付けていることは
 一人一人言われてうれしいことや嫌なことは違います。生活リズムも違いますので、表情や反応をしっかり見て、それぞれに合ったケアを心がけています。

 個別のケアをする上で、ある程度の規則性を把握することは重要です。例えば座位が続いていたら、こちらから横になるかどうかを伺ったり、排せつ介助が入りそうなタイミングには他の業務を入れないようにしたり。それが多少はできるようになったことで焦ることも減りました。

-今後の目標は。
 介助でも会話でも利用者に負担を与えないようにしたいです。とは言え、特に移乗介助では自分に負担がかかりすぎても良くありません。幸い今のところ腰痛等はありません。正しい方法でできればお互いに負担が少ないそうですので、これからも気を付けていきたいです。

-職場の自慢できる点は。
 資格取得のための費用を全て職場が負担してくれるだけでなく、先輩職員はいつでも、積極的に教えてくます。わからないことを聞くとその場で答えてくれ、「後でね」と言われたことは一度もありません。

 また明るく元気な職場で、ミスをしても、原因を一緒に考え、前向きなアドバイスをしてもらえるので、落ち込みすぎることはありません。ユニット同士の協力もスムーズにできていて、とても働きやすいです。