新・岐阜県歌壇史 現代編
四六判 554ページ 定価 3,300円（税込み）
著者：小塩卓哉
師と仰ぐ故小瀬洋喜氏の「岐阜県歌壇史 古代から現代まで」の連載中断から二十余年。残された歌壇史の空白を埋めるべく始めた「新・岐阜県歌壇史 現代編」の6年8カ月に及ぶ連載を書籍化。
戦後から西暦2000年頃までの歌壇史を、岐阜西濃、中濃東農、飛騨の地域ごとに編成した。
風土に根ざした奔念のエコー4
～戦後を生きた岐阜の詩人点描と中也らの生命の鼓動～
A5判 上製本 320ページ
著者：藤吉 秀彦
昭和・平成・令和と続く郷土の詩風土と詩人たちの営みを検証
遺作となったシリーズ集大成に、中也、谷川らの咆哮を渾身の筆致で再現した
シフォンケーキのしふぉんくん
２０８mm×１９２mm 上製本 32ページ 定価 1,540円（税込み）
作：あらた ゆか
絵：おおむら じゅん
白血病で娘を亡くしたママが贈る「人の幸せを願う」絵本。
娘が大好きだったシフォンケーキが悲しみを癒してくれたように、しふぉんくんが病気の子どもたちの力となりますように。
絵は「今あの人が生きていたら」という願いを絵で叶える「絆絵」の大村順。
補遺版 五感健康の力
四六判 402ページ 定価1,870円（税込み）
著者：岩田弘敏（岐阜大学名誉教授）
2022年出版の「五感健康の力」に新たな知見を加筆した。
私たちの五感はどれ一つ衰えても生活の質を落とすばかりでなく、脳への刺激が減ることにより認知症リスクを増大させ、やがて生存をも脅かす。
返せば、五感に快い刺激を加えて日々磨きをかけ、脳を活性化する生活こそが健康寿命を延ばすこととなるということだ。
米寿を迎えた筆者が、自らの実践、実績を綴った。
ボクの歩む道
四六判 ８０ページ 定価1,300円（税込み）
著者：森 秀樹
腫瘍病理学を専門とし、がん発生のメカニズムや予防などの研究に長年取り組んできた筆者が、独自の視点で描く生き物たちのオムニバスファンタジー
復興期の新聞群像 メディアでたどる戦後岐阜
四六判 定価2,200円（税込）
著者：山本 耕
忘れられた人々よ
新聞の行間から立ち上がれ
雨後の筍のごとく戦後の岐阜に現れては消えていった数々の新聞や雑誌。
「プランゲ文庫」に残された貴重な資料から、声を上げた名もなき人々の生の姿がよみがえる。
岐阜復興の真実。
本書は新聞連載「復興期の新聞群像 メディアでたどる戦後岐阜」を書籍化したものです。
2024大学生の健康ナビ
B5変判 定価1,320円（税込）
監修：山本眞由美
大学生が元気なキャンパスライフを過ごしてもらうために製作した学生向け健康本です。
一人暮らしの生活で日常気を付けることから、困った時に頼れる専門的な情報まで網羅。より詳しく調べたい方のためにリンク先URLへのQRコードも掲載しました。
長良川学習 美しい長良川で自然を学ぶ
B5判 132ページ 定価2,000円（税込）
著者：小椋郁夫・井上好章・古田靖志
長良川は美しいだけでなく自然を学ぶためのうってつけの素材です。本書では長良川の源流から河口付近までをたどり、地学的側面、生物学的側面、自然観察から自然の真の姿を楽しく学びます。「水と大地と生き物が織りなす豊かな自然の様相が次々と変化していく」様をぜひ、あなた自身の目で確かめに行きましょう！
これからの地域医療 十六総合研究所 提言書 2024
A4判 178ページ 定価1,100円（税込）
十六総合研究所 編集委員会編著
少子高齢化の進展や疾病構造の変化、医療技術の進歩などにより、わが国の医療を取り巻く情勢は大きく変化し、医師の働き方改革や増え続ける国民医療費への対応などが急がれる。本書ではそれらの諸問題に触れ、最新の在宅医療や看取りの事情も含めて幅広く取材・調査を行い、地域の暮らしを将来にわたってより明るいものにしていくための提言を行う。
オグリの里 ２ 新風編
A5判 206ページ 定価1,500円（税込）
著者：林秀行
伝説の名馬オグリキャップに続け！
「聖地」から新たなスター馬が中央へ
歴史の波にもまれながらファン拡大を続ける笠松競馬の魅力を満載
「ウマ娘ファン熱狂」
「渡辺騎手YJSファイナル進出」
「吹き荒れたライデン旋風」など各時代の「新しい風」を追う
山岳・瀑布・渓谷を巡る ～５０年の記録
A5判 244ページ 定価2,200円（税込）
著者：芝田宏和
地図帳のとりこになった少年は、地理学を専攻し、教師となった。そして、日本中の大地の「息遣い」を撮り続けて半世紀が流れた
消えゆく飛騨の峠道
A5判 320ページ 定価2,200円（税込）
著者：木下喜代男
飛騨地方71の峠を踏破！
忘れられ、消えゆく“歴史遺産”を次代へ「つなぐ」渾身のルポ
「勤め人」意識改革論 日本を強くする「働き方」を取り戻せ！
四六判 302ページ 定価1,650円（税込）
著者：安田 直裕
主役はアナタ
生産性を上げるしあわせな働き方へ！
元金融マンが「うその勤勉」をあぶり出す
本当の仏教の話 上巻
A5判 518ページ 定価3,300円（税込）
著者：岐阜市柳津町 光澤寺（真宗大谷派）前住職 竹市昭英
「仏教はわからない、むつかしいと避けるのでなく仏教を知りたい、と思ったときに手に取っていただけたらうれしい」
これは、生前著者が繰り返し口にしたことば。
釈尊の教えの実像に迫ろうと岐阜市の僧侶が書きまとめた渾身の研究ノート。
本当の仏教の話 下巻
A5判 576ページ 定価3,300円（税込）
著者：岐阜市柳津町 光澤寺（真宗大谷派）前住職 竹市昭英
「仏教はわからない、むつかしいと避けるのでなく仏教を知りたい、と思ったときに手に取っていただけたらうれしい」
これは、生前著者が繰り返し口にしたことば。
釈尊の教えの実像に迫ろうと岐阜市の僧侶が書きまとめた渾身の研究ノート。
徳川家康と美濃四将の謎
四六判 254ページ 定価1,540円（税込み）
著者：岐阜女子大学教授 丸山幸太郎
美濃ゆかりの斎藤道三、織田信長、明智光秀、古田織部、そして三河出身の徳川家康。日本の真ん中に生を受け、同じ時代を共にした５人の戦国武将たちは、お互いに敵味方の縁を結びながら権謀術数の限りを尽くして乱世を駆け抜けた。本書は天下統一までの道筋にひそむ５将にまつわる「謎」の数々を読者と共に解き明かしていく。
養生訓の進化論
四六判 232ページ 税込定価1,540円
著者：薬学博士 永井博弌
どれだけ時を経ようとも、どんなに素晴らしい技術が生み出されようとも、変わらない原則がある。
江戸時代の一大ベストセラー貝原益軒の記した「養生訓」もそのひとつだ。
本書はそれを出発点に約３００年、ロボットやAIの時代まで進化させた「現代版養生訓」だ。
貝原の教示が、薬学博士である著者の最新の見識によってどんどん裏付けられていく様は鮮やかで痛快だ。
2023大学生の健康ナビ
B5変判 定価1,100円
監修：山本眞由美
大学生が元気なキャンパスライフを過ごしてもらうために製作した学生向け健康本です。
一人暮らしの生活で日常気を付けることから、困った時に頼れる専門的な情報まで網羅。より詳しく調べたい方のためにリンク先URLへのQRコードも掲載しました。
今こそ伝えたい岐阜の家庭の味
四六判 112ページ 税込定価1,320円
一般社団法人日本調理科学会 岐阜県著作委員会著
新聞連載「伝え継ぐ岐阜県の家庭料理」を書籍化。
岐阜県の多彩な自然の恵みを反映し、先人の知恵を伝承する岐阜県の家庭料理。
「鶏ちゃん」、「きゃらぶき」といったお馴染みのものから、「かきまわし」などの行事食41品の由来とレシピを紹介します。お店で買うのが当たり前と思っていた「栗きんとん」や「五平餅」も、自分で作ると新たな発見があるかもしれません！
これからの地域公共交通 十六総合研究所 提言書
Ａ４判 135ページ 税込定価1,100円
十六総合研究所 編集委員会編著
地域住民の健康で豊かな暮らしと持続可能な地域の実現に重要な役割を担う公共交通。私たちの生活に欠かせないその重要インフラが、利用客の減少などからその存続を危うくしつつあります。本書では、特に地方で深刻化しつつあるこの問題に対して調査、分析を行い解決策を提言します。
オグリの里 1 聖地編 笠松競馬場から愛を込めて
A5判 200ページ 税込定価1,300円
著者：林 秀行
日本競馬界最大のヒーロー・オグリキャップを生んだ笠松競馬場から愛を込めて。岐阜新聞Web「オグリの里」を書籍化。第１巻・聖地編を発売。競馬場存続の救世主にもなったオグリキャップをはじめ、ラブミーチャン、安藤勝己元騎手らが登場。ウマ娘ファンにも笠松競馬の歴史と魅力を知ってほしい。
ぎふ清流国体 栗山GMのレガシーづくり
四六判 198ページ 税込定価1,540円
栗山利宏
大垣ミナモソフトボールクラブGM
日本ソフトボールリーグ機構所属
2012年のぎふ清流国体に焦点を合わせ設立された大垣ミナモソフトボールクラブ。国体後も活動を続け、トップリーグに所属するまでに育て上げた栗谷利宏ゼネラルマネジャーが、節目節目に決意や所感を綴ってきたコラム集。
命のビザで旅した子どもたち 暗やみから光さすほうへ 普及版
A5判 80ページ 税込価格1,540円
著者：高橋文
ドイツ軍による爆撃と侵攻を逃れ、避難生活の始まり。東へと、決死の国境超え。 「杉原ビザ」で解き放たれた逃避行の日々は幼心にも克明に刻まれていた。 （2021年8月発行の「命のビザで旅した子どもたち 暗やみから光さすほうへ」がコンパクトになりました。）
増訂 美濃飛騨の歴史がおもしろい
A5判 198ページ 税込価格1,430円
著者：岐阜県歴史資料保存協会顧問 小川敏雄
2010年発行の「美濃飛騨の歴史がおもしろい」に新たに10話を加えた増訂版。 壬申の乱や関ヶ原の戦いの舞台となった岐阜県にまつわる歴史エピソードが、平易な文章でとても分かりやすく描かれています。表紙カバーは『太平記絵巻 巻第七』より青野ヶ原の戦い。
前田青邨 究極の白、天上の碧(あお) ―近代日本画の到達点―
A4変型 224ページ 定価3,200円（税込み）
企画編集：前田青邨展実行委員会
岐阜県中津川市出身の近代日本画の巨匠、前田青邨。本書は2022年10月岐阜県美術館にて開催の前田青邨展の図録である。重要文化財「洞窟の頼朝」や、「羅馬使節」などの代表作をはじめ、初期から晩年までの100点を超える作品によって、青邨芸術の全貌を明らかにした同展の感動を再現する。
北飛騨の森 天生へのいざない
B5判 148ページ 定価2,500円（税込み）
著者：中吉正治
紅葉の名所天生峠周辺は、生育種500を超える植物の宝庫でもある。30年以上にわたりこの森を探索してきた著者が撮影した、「貴婦人」キヌガサソウや希少種ヒダキセルアザミ、ホロムイソウなど176種を所収。天生湿原の魅力を余すところなく紹介する。
復刻版 極北に囚われて 一少年兵士のシベリア抑留記
四六判 152ページ 定価1,320円（税込み）
著者：早崎正幸
２００９年に亡くなった父の、シベリアでの体験を綴った手記を復刻出版した。
父は太平洋戦争後、ソ連の捕虜となって極寒のシベリアへ送られ過酷な労働を強いられた。
悪夢の日々の中で「きっと帰れる」と励ましてくれたのは、故郷ウクライナに家族を残してきたという同世代の警戒兵だった。
郡上八幡百景 Gujo Hachiman ― Through a Canadian Photographer’s Lens―
縦204mm×横242mm 定価2,530円（税込み）
撮影：Brent Borgundvaag (ブレント ボーグンドヴァーグ)
「この本は郡上八幡とそこに住む素晴らしい人々への僕からのラブレターさ！」
京都でもない、高山でもない、この郡上八幡に一目惚れしてしまったカナダ人写真家、ブレントさん。訪れること22年、40回以上。四季折々、朝な夕なに、この町の隅々までレンズを向け、彼がそこに見てきたものとは？
「女子」に選ばれる地方 ―十六総合研究所 提言書 2022―
B5変型判 定価1,100円（税込み）
十六総合研究所 編集委員会 編著
「若い女性が地方からいなくなる！」。大都市への人口流入は男性よりも女性の方が高止まり、地方の衰退に拍車をかけるものと大いに憂慮されている。
本書は「地方」のひとつ、岐阜県の現状分析や、女性が活躍している地元企業の実態調査などを元に、そのような「ピンチ」を「チャンス」に変える処方箋を提示。
地方に根強い、「ジェンダーギャップ」の解消に真っ先に取り組むべしと結論づけている。
続・俳句わくわく51！
四六判 定価1,540円（税込み）
著者：西田拓郎
子どもたちのユニークな俳句を紹介し、俳句の楽しさを伝授する。「何に見えるかな」「季節の遊びを」など短い言葉で着目点を示すことにより、思いは次々と言葉となっていく。喜び、感動、困難さえも、俳句に気持ちを託すことで子どもの心がどんどん育つ。
学ぶって、たのしい。
四六判 定価1,650円（税込み）
著者：篠田治美
新聞コラム「中学生の広場」から110篇を厳選。半世紀近くにも及ぶ高校教師生活のなかで生徒たち一人ひとりに向き合い、学ぶことの本質的な「たのしさ」を伝えてきた筆者から感謝をこめたメッセージ。
生命の絆―論文から読み解く現代の生物科学―
A5判 定価：1,430円（税込み）
著者：岐阜大学名誉教授 國貞隆弘
サタデーコラムを書籍化。急速な進展を遂げる生物科学。ネイチャー、サイエンス等に発表された論文の中から興味そそられるテーマを取上げ、実験結果とともに世に与えたインパクトを紹介する。
各章末には本書オリジナル理解度チェッククイズつき。
科学論文って案外おもしろい。
五感健康の力
四六判 定価1,870円
著者：岐阜大学名誉教授 岩田弘敏
これまで一貫して五感を活用した健康法を説いてきた著者の集大成。
超高齢社会となり、認知症の人も増す中「高齢人口の5人に1人が認知症！」という事態もいよいよ現実味を帯びてきている。いかにして健やかで安らかな日常を失うことなく自分らしく生きるか。自らのライフスタイルを問い直す。
鹿深の風―忍者の里 甲賀生まれの男の人生―
四六判 定価2,530円
著者：鵜飼武彦
老舗デパートの名物社員から慈愛に満ちた社会事業家へ
人にも仕事にも恵まれた甲賀忍者の末裔が
門外不出の「処世の術」を指南する。
伊吹山地 山里に暮らす
A4判 定価3,080円
撮影：髙木保夫
岐阜県と滋賀県にまたがる「伊吹山地」の山里の風景や人々の暮らしを四季折々捉えた写真集。
豊かではあるがどこか侘しげな山間の自然や、時間の流れが止まったかのような田舎の風習…。
山里に溶け込こんだ者にしか撮ることのできない一枚一枚の写真は、荒削りだが素朴きわまる味わいを放つ。
続飛騨の文化 斐太の歴史―大野政雄著述集―
B5判 定価7,000円
編集：大野博見
飛騨を代表する郷土史家、故大野政雄氏の衣鉢を継いだ労作完成！
前著で紹介に留めた「大原騒動」や「梅村騒動」などを旧字、旧仮名遣いで完全復刻し、考古学や江戸時代の国学の成果も余すところなく収録。
第一章 郷土史
第二章 考古学
第三章 飛騨古川
第四章 詩歌など
題字 「令和」を揮毫した飛騨市出身の書家・茂住修身氏
日本三百名山から世界の山へ
A5判 定価1,760円
著者：澤田善太郎 澤田浅子
日本アルプス、ヒマラヤ、アンデス、ロッキー……。
国内外の名だたる高峰に挑み続ける中高年登山の星「澤田夫妻」の栄光と勇気ある撤退の記録。
今日からぼくがクッキング
B5変判 定価1,760円
写真と文：瀧知子
ごはん作りはお母さんの役目！？そんな昭和マインドをちゃぶ台ごとひっくり返す！！
みじん切りなし！工程少なめ！小学生の好物多め！
「小学生でも作れる」神レシピ本
料理経験の少ない大人の方にもおすすめします！
長良川鉄道奥美濃を駆ける
A4判 定価2,200円
撮影：曽我隆行
人々の日常に溶け込んだ故郷列車
ごく当たり前の光景をいつまでも残し
次の世代につなげたい
そんな思いを1冊にまとめました。
飛騨の乗鞍岳
A5判 定価2,200円
著者：木下喜代男
乗鞍岳のすべてを網羅した「乗鞍百科事典」が誕生！
数多くの登山道やスキールートはもとより、滝に代表される自然、縄文時代にさかのぼる山行や信仰の歴史、福田夕咲らが記した文学、果ては校歌、怪談……。この名峰にまつわる森羅万象を、ありとあらゆる文献、資料等々に求め、入手できる限りの写真と共に編纂した労作。
芸術工学への挑戦2 人と世界との間をつなぐインタラクションデザイン
A5判 定価1,980円
監修：大坪牧人 編集：「芸術工学への挑戦・2」編集委員会
名古屋市立大学設立70周年
希望と共感のデザインを目指して
分野横断型「インタラクションデザイン実践・研究」の最前線を事例とともに解説。デザインを学ぶ大学生・大学院生、企業人、社会人必携の書」！
岐阜県の動物
A5判 定価4,500円
向井貴彦・森部絢嗣・楠田哲士・田上正隆 編著
標高０ｍから3000ｍまで、広大な森林と多数の河川に恵まれた岐阜県の野生哺乳類、爬虫類、両生類、十脚類の合計123種を全て掲載した地方図鑑の決定版！
清流 長良川に生きる
255×238㎜ 定価2,200円
撮影：後藤亘
「長良川」を撮り続けてきた写真家の第4弾！
産卵から遡上に至るアユの成長の過程を数年がかりで追った
執念の記録、「鮎の一生」が巻頭を飾る！！
写文集 ふるさとの山を歩く子供たち
A4判 定価2,200円
写真・文：伊藤大三郎
北アフリカ、中近東、西アジア、東南アジア…世界を旅した中で心安らぐとき、それは純真な子どもたちとの語らいだった。そして大病を経験した今、私は再び子どもたちとともにふるさとの美しい里山を歩く喜びをかみしめる。
光秀を追う
四六判 定価1,760円
著者：土山公仁
織田信長の研究で知られる著者が「敵役」の明智光秀を描いた意欲作。どちらも「悪人」にせず物語を仕立てるという試みは果たして…。
ぎふの球児たち
A4判 定価1,320円
62校61チームによる「2020夏季岐阜県高校野球大会」の全試合を網羅。
各チームの写真と選手リストも所収。
飛騨匠魂
A5判 定価1,500円
著者：田中彰
寺院建築、祭屋台、一刀彫等に見られる飛騨匠の技術と展開を歴史学と民俗学の視点から紹介し解説する。
富有柿発祥の地瑞穂市―福嶌才治さんありがとう
A5判 定価1,980円
瑞穂市柿振興会編
甘柿の王様「富有柿」はいかにして誕生したのか？発祥の地、岐阜県穂積市の生産農家の人たちによる労作。
1971年以降の自分史からみた五感健康法
四六判 定価1,320円
著者：岩田弘敏
だれでも、いつでも、どこでも、そして簡単にできる健康法。家庭や地域で認知症や寝たきりを予防するために、さあ、あなたも早速日常に取入れてみませんか！
太平洋を渡った杉原ビザ―カウナスからバンクーバーまで
A5判 定価2,200円
バンクーバー新報 企画・編
高橋文 編著
杉原千畝の「命のビザ」を得て、カナダに移り住むことができた避難民たち一人一人に聞き取りをして綴った記録集。ビザ発給がそれらの人たちの現在にどうつながっているかを明らかにした。
取材と執筆は、当地の在留邦人向け新聞、バンクーバー新報に記事を連載した日本人のライター高橋文氏。
飛騨の國 細江光洋写真集
B5判 定価2,200円
「飛騨の土門拳」の異名を持つ高山市出身の写真家細江光洋。2003年に83歳で亡くなるまで、「身内の視線」で飛騨人の暮らしぶりや山里の自然、素朴な祭などを撮り続けてきました。本書はその膨大な作品群から厳選し「飛騨の精髄」を伝える作品を所収しました。
光秀の歩き方
A5判 定価2,200円
著者：山本 耕
謎の武将明智光秀の足跡を徹底ガイド！美濃から越前、近江、丹波、京都へ。本能寺の変からいわゆる「三日天下」を経て山崎の敗戦で命を落とすまでを追う。数カ所ある首塚や天海僧正としての生存説などの伝承地も紹介する。
千畝の記憶―岐阜からたどる「杉原リスト」―
四六判 定価1,760円
人道の人、杉原千畝は人々の記憶に深く刻まれ、戦争を知らない世代にも語り継がれていた。リトアニア、イスラエル、ポーランド…、そして八百津、中津川、敦賀、神戸、横浜…。「命のビザ」を発給し、ユダヤ人６０００人の命を救った外交官の足跡をたどる取材行。
絵本のひみつⅡ―愛を届ける仕掛けとしての絵本―
B5判 定価1,100円
著者：余郷裕次
大人にはわからなくても子どもにはちゃんと愛が届くように…。あなたも知ってる定番絵本の、そんな仕掛けを紹介します。
岐阜県の魚類 第二版室
A5判 定価4,070円
編著：向井貴彦
2017年発売の「岐阜県の魚類」の増補版。新たに在来1種と外来2種を加え、既存のものも一部写真をより良いものに差替えたり追加したりした結果8ページ増えている。
天皇陛下御即位記念特別報道写真集 令和の皇室
A4変判 146ページ 定価2,200円
即位礼正殿の儀、パレード、晩餐会といった即位関連の一連の儀式や行事、新天皇ご一家、両陛下の誕生からご結婚まで、秋篠宮さまご家族、上皇さま上皇后さま等のお姿を収めた写真グラフ。
芸術工学への挑戦 人の心と体に挑む環境デザイン
A5判 1,800円＋税
編集：「芸術工学への挑戦」編集委員会
名古屋市立大学設立70周年
希望と共感のデザインを目指して
分野横断型「環境研究」の最前線をわかりやすく解説。環境を学ぶ大学生・大学院生、企業人、社会人必携の書」！
つれづれ88話 岐阜文芸エッセー
四六判 定価1,650円
著者：後藤左右吉
長年学校教育に携わり、歌集5冊・歌書1冊を著作に持つ筆者が「つれづれなるままに…」13年間にわたり連載した中から88話を厳選。
気負わずに身近な話題を取り上げ、深い共感を抱く。
感情の記憶
A5判 定価1,980円
著者：朝日大学学長 大友克之
医師のまなざしが、教育者としての視点と交差した時、そこに生まれた感情は日記のように書き留められた。
“未来志向の前向きなアイロニー”と“やさしさ”に満ちている。
老楽酔夢植物誌
A5判 定価1,650円
著者：小野木三郎
飛騨のアルキニスト小野木三郎さんがダジャレでつづる植物誌。文章は軽いが内容はいたって真面目。コツコツと書き溜めた繊細なスケッチは花や枝葉はもちろん、おしべやめしべまで描き分けられて美しく彩色。植物観察のコツを楽しく易しく教えます。
飛騨河合山中和紙 ばあちゃん ぼくが継ぐ
190㎜×265㎜ 定価2,750円
撮影：加藤麻美
山深い飛騨河合に伝わる手漉き和紙「山中和紙」。「雪さらし」など鎌倉時代にさかのぼる伝統技法が産み出す飛騨の特産品の一つだが、過疎化が進む中、生産者は数軒を残すのみとなった。伝統を絶やすまいと願う当地に待ちに待った期待の星が表れた。真っ白な雪景色の中、緑あふれる自然に囲まれ、一人前の和紙職人を目指す小学生の柏木善暁君に先祖伝来の和紙づくりを仕込む祖母の一枝さんを密着取材した。
ちほ先生が見た 岐阜人の不思議
A5判 定価1,100円
著者：大藪千穂
岐阜人の常識は、非岐阜人の非常識！
関西出身のおばちゃん先生がズバリ指摘する岐阜人の県民性は、意外や意外、「すぐれもの」ぞろいだった！！
風土に根ざした奔念のエコー3
A5判 定価2,750円
著者：藤吉秀彦
「観光飛騨」というステレオタイプ化された「飛騨像」を打破すべく編纂された『飛騨戦後詩史』を巻頭に、ほとばしる詩人たちの言霊への共振を増幅した詩論集第3弾！
身のまわりの自然 ちょっぴりくわしく見てみよう
B5判 定価1,100円
著者：小椋郁夫
ネットでコピペなんて駄目！
山へ川へ、原っぱへ行って「本物」に出会おう」！！
世界にたった一冊。親子でつくる自然観察の手引書！
愛蔵版
天皇陛下御即位三十年・御成婚六十年 記念写真集「平成を歩まれて」
A4変型判
上製 ハードカバー226ページ（予定） 定価4,950円
監修：宮内庁
即位から今日までの３０年間の集大成の写真集として、両陛下の厳選した写真、貴重な写真を多数収載し、国民とともに歩む両陛下のお姿を余すところなく紹介しています。
伊吹山麓
A4変判 定価2,037円
撮影：安田保郎
「♪兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川 夢は今もめぐりて 忘れがたき故郷」
唱歌に歌われるような景色が、岐阜と滋賀県境から福井県にかけて連なる伊吹山地の麓に残っています。
本書序文より
Health Management on Campus
B5変判 定価1,100円
企画：公益社団法人全国大学保健管理協会 国立大学法人保健管理施設協議会
「大学生の健康ナビ」をほぼすべて英訳しました。留学生だけでなく、日本で暮らす一般の外国人にも役立つ一冊。
岐阜県の魚類の現状と今後
―岐阜の河川に魚をふやそう―
A4判 定価2,037円
著者：駒田格知 小椋郁夫 今村純 渡邉美咲
「清流の国ぎふ」に警鐘を鳴らす全県実地調査の記録！
アユ、アマゴなど一部の魚類を除いて、大半の魚類は過去20年間に10％以下にまで減少している。
豊かな河川環境を取り戻すために、まず、より多くの人が実際に川に出掛け、ふれあい、目で見て体感することが必要なのでは。
県民とともに
天皇皇后両陛下 岐阜県ご訪問の足跡
A4変判 上製本 124ページ 定価3,056円
皇太子時代及びご即位後の天皇皇后両陛下の岐阜県ご訪問の際のご活動を中心に、現在の皇太子さまをはじめとする皇族の皆様のご来県時のご様子を撮影したカラー（一部モノクロ）写真約200枚を収録。
年表付き。
旅 祈りの国へ
A4変判 定価2,037円
撮影：山下勝彦
戦争の傷を癒やし発展を遂げる国ベトナム。
軍政から民主化へと大きく舵を切ったミャンマー。
そして、大地震の爪痕が色濃く残るネパール。
国情が異なり、仏教とヒンズー教という信仰の違いもあるこれら３つの国に向けられたレンズは何を切り取ったのか？
それは、人々の暮らしに息づいている「祈り」だった。
みのひだ雑学
A5判 定価1,324円
著者：松尾 一
「岐阜は名古屋の植民地 !? 」のベストセラーで知られる松尾一さんによる新聞連載「みのひだ雑学」が本になった。
国語辞典に「阜」は載ってない!? 岐阜は関東? 関西?
この本を読めば、あなたも岐阜の雑学博士!
ちょっとしたうんちくを語るネタ本としても最適。
2011年10月からの連載150回分を収録した。
戦争のころの少年少女たち～「欲しがりません、勝つまでは！」の時代に
B5判 定価1,222円
編集：岐阜空襲を記録する会
岐阜空襲の悲劇を風化させてはならない！
生々しい戦争の爪痕が残された「岐阜市平和資料室」所蔵の写真や歴史資料に新たな解説を加え、平和を願う市民の声に応えた待望の一冊！
国盗り道三
四六判 定価1,834円
岐阜新聞編 土山公仁・監修
「信長と美濃」に続く岐阜新聞アーカイブズシリーズ4
道三、信長、そして光秀
究極の下克上、“天下取り”はここ美濃の国から始まった。
司馬遼太郎原作の『国盗り物語』ゆかりの地を訪ね、古文書をひもといてつづった歴史エッセイ集。
YASUHIRO TANI 2016-2018 IBI ONO
A5判 定価2,547円
撮影：谷泰宏
とりたてて自然が豊かなわけやない
高い山もなければ、もちろん青い海もない
ごくごく平凡で地味なまち、揖斐大野で
こんな写真が撮れるんや！！
五感健康法あれこれⅢ
四六判 定価1,019円
著者：岩田弘敏
味覚や視覚など、五感への良い刺激が健康増進に役立つと説くエッセー集の第３弾。著者が五感健康法にたどり着くまでの歩みも書き起こしている。
近藤龍夫が記録した昭和Ⅲ 戦争の時代と子どもたち
B5判 定価2,037円
監修：近藤誠宏
平穏な日々の暮らしを、戦争がいかに奪っていったのか。無邪気に日章旗を振る子どもたちと遺骨となって帰還する兵士たち。その狭間を埋める日常をカメラは淡々と正確に写し出す。後半では、「昭和の子どもたち」がよみがえる。貧しいけれども希望にあふれた時代は確かにあったのだ。
近藤龍夫が記録した昭和Ⅱ ありふれた日々の暮らし
B5判 定価2,037円
監修：近藤誠宏
戦前から半世紀にわたり、温かいまなざしで庶民の暮らしを撮り続けた名カメラマンの作品集！刊行にあたり新たに３５００点を発掘。選りすぐりの未公開写真を多数所収。地元岐阜をはじめ高山、名古屋、志摩……、戦争の苦難を乗り越え地域でひたむきに生きる人々の姿を捉える。
Japanese monkey
縦220×横250㎜ 定価2,037円
撮影：加藤明美
長野県北部、上信越高原にある標高８５０メートルの地獄谷野猿公苑。
世界で唯一、群れをなして温泉に浸かり自然のままに暮らす猿たちに温かいまなざしが注がれる。
続 事前の一策
四六判 定価1,834円
細江茂光
「広報ぎふ」に連載した「市長の元気宅配便」をまとめた『事前の一策』の続編。平成２５年１月１日号から平成３０年２月１日号までの掲載分を所収。
俳句わくわく51！
四六判 定価1,540円
著者：西田拓郎
子どもたちの感性が光る作品を素材に、ユニークな俳句教育で知られる著者が楽しく解説。ことばの表現やリズム、そして季語…、豊かな日本語を養うのに最適な一冊です。
天下布学
A5判 定価1,834円
編著：岐阜文化フォーラム
岐阜ゆかりの学識経験者らによる論考集。信長や能、芭蕉、鴎外、憲法などさまざまなテーマに独自の切り口で新たな光を当て、読者を「知」の世界へと誘う。
信長と美濃
四六判 定価1,630円
岐阜新聞社編 土山公仁・監修
岐阜新聞アーカイブズシリーズ第３弾は織田信長。ぎふ峠ものがたりの中心的執筆者、故永井豪氏による新聞連載を信長研究の第一人者、岐阜市歴史博物館学芸員土山公仁氏の監修により書籍化。信長にとって岐阜とは？との視点に立ち県内史跡や古文書、土地の人への取材を重ねて信長の施策や岐阜との関係性を探る。バビロンのごとくにぎわったと伝わる岐阜城下「楽市楽座」の意外な真実、岩村の女城主の悲劇などが緻密な検証のもとに描かれる。
ＯＮＴＡＫＥ御嶽山 神宿る山と人
190×265㎜ 定価1,834円
浅野恭正・撮影
国内で戦後最悪の火山災害となった2014年の御嶽山噴火。噴火のわずか13日前、偶然にも普段と変わらぬ山の表情をカメラに収めていた。そして、立ち入り規制が一部解除され再び御嶽へレンズを向ける。そこには厳しくも雄大な自然と、太古からの人々の祈りが一体となって存在していた。
京都祇園界隈
Ｂ５判 定価1,834円
浅野輝雄・撮影
祇園界隈に艶やかな彩りを添える「舞子はん」。そして、白川の流れ、町屋、神社、祭、この街に住む人、訪れる人…。ここは、少し古めいた京の人々と伝統が息づく街。カメラで切り取られた刹那。限りなく静謐なモノクロの世界からかすかに懐かしい音だけが聞こえてくる。この街が時の流れを止めてくれたかのように…。
長良川清流譜
255×238㎜ 定価2,037円
後藤亘・撮影
アユにサツキマス、水鳥、そして人…。流域に生きとし生けるもの全ての楽園「長良川」。この清流を４０年にわたり撮り続けた写真家は、その集大成のテーマをシンプルに「美しさと記録性」とした。「生きた長良川」の良さは、ありのまま写し出せば自ずと顕れるからだ。
ぎふの里歩き30
四六判 定価1,222円
吉澤マモ・著 広東もな・イラスト
岐阜県内には、歴史や自然を楽しみながら学べるスポットがいっぱい。お散歩以上登山未満の手軽な山歩き、里歩きコースを厳選し30紹介する。歩いた後は近くの温泉でゆっくり汗を流せるようにお薦めの施設も取り上げる。
濃飛文学百話・下巻
四六判 定価1,834円
道下淳
東西交流の地、岐阜県に記された古今の文人たちの足跡を訪ね、知られざるエピソードを掘り起こした著者渾身の連作エッセー。 昭和53年10月から平成3年4月まで本紙に連載された「濃飛文学百話」と「濃飛文学余話」全169話の中から中濃・東濃・飛騨地域関連を所収。
濃飛文学百話・上巻
四六判 定価2,037円
道下淳
東西交流の地、岐阜県に記された古今の文人たちの足跡を訪ね、知られざるエピソードを掘り起こした著者渾身の連作エッセー。 昭和53年10月から平成3年4月まで本紙に連載された「濃飛文学百話」と「濃飛文学余話」全169話の中から岐阜・西濃地域関連を所収。
月空ワールド
四六判 定価2,547円
中島月空
岐阜県中津川市蛭川を拠点に活動する放浪のはがき絵作家中島月空さんの自伝エッセー。究極の幸福と男女愛を求め続けた80年間の軌跡をつづった。
続今を築いた中濃の人びと
B5判 定価1,528円
中濃史談論会
「命のビザ」を発給した杉原千畝などを紹介した「今を築いた中濃の人びと」の続編。平成20年からの岐阜新聞連載をまとめた。文学者坪内逍遥など80名を取り上げる。産業経済、政治、文芸、科学技術など、様々な分野で活躍した中濃の人びと。それぞれが過去に何を成し遂げ、どんな生き方をして、その結果どのような「今を築いた」のか。地道な掘り起こしの集大成。
ぎふ峠ものがたり
B5判 定価2,037円
編著：岐阜新聞社
温見峠、天生峠、上坂峠…、「山の国」岐阜県には多くの峠があり、古来より人々を隔てつつ結びつけもした。2011年から岐阜新聞に連載した「ぎふ峠ものがたり」に新たに書き下ろした「野麦峠」と「長峰峠」を加え、全４３編を収録。峠が語りかける自然や人の営みを写真とエッセイで綴る。
山の向こうに
220×250㎜ 定価1,834円
撮影：三輪康夫
山の向こうにあったのは、自然と共に生きる人々の暮らし。美濃や飛騨の山々を越えて求め歩いた「ふるさと」には、穏やかな時間が流れ、豊かな実りや祝祭が彩りを加えていた。――「記憶の底にあった、たおやかな暮らしにカメラを向けています。かつては身近にあった、当たり前の生活です……」（あとがきより）
多くの人にたすけられ ～戦前・戦中・戦後を生きて～
四六判 定価2,037円
著：宇野弘
昭和２年現在の山県市に生まれて、広島の海軍兵学校や原爆体験、戦後の混乱の中でゼロから事業を立ち上げたことなどを語る自分史。戦死した三兄への思いや友人、家族への感謝の言葉が綴られている。
北よりの風
297×228㎜ 定価2,750円
撮影：梅村幸男
シベリア大陸で発生した寒気団が日本海を越え、冷たい風を吹き込んできます。その風に耐え、いや楽しんでいるかのように、ありふれた日々を過ごす人がいます。風は、生き抜くつらさ、厳しさとともに、生きていく喜びをも運んでくるかのごとく、今も吹いています……。風にのって奥能登から白川郷へ、琵琶湖から伊吹山系へと私の旅は続いています―。
長良川のアユ ―４０年間の現地調査から―
A5判 定価2,037円
著：駒田格知
長良川河口堰はこの川に棲むアユにどのような影響を与えたのか。足かけ４０年、のべ１２００回。「タモ」や投網を携え現地で続けてきた調査が「長良川のアユ」の実態に迫る。
五感健康法あれこれⅡ
四六判 定価1,019円
著：岩田弘敏
視覚、聴覚、触覚、味覚そして嗅覚。人間の五感の刺激と健康との関わりを身近な暮らしの中から解き明かすエッセイ集。糖質制限、アニマルテラピーといった、今、話題のテーマも満載。
ウカイくんクイズ集
B6変判 定価509円
岐阜新聞掲載の大人も子どもも楽しめるウカイくんクイズ。岐阜県、動物、植物をテーマにしたものをまとめた。
野外植物の魅力
A5判 定価1,629円
著者：山川哲弘
ふるさと岐阜の自然をエッセイと水彩画で活写した「里山植物辞典」。花や果実はもちろんのこと、根や虫こぶにいたるまで農学博士の目でつぶさに観察した。緑豊かな金華山麓などに自生する草木や花２００種類を所収。
夢乃通い路
四六判 定価1,667円+税
著者：川瀨健男
伝説の名人から「かるた道」の奥義を託された女子中学生が、思春期のさまざまな葛藤を乗り越え、見事日本一の「クイーン」の座を射止めるまでを少女の人間としての成長とともに描く。名人戦三連覇の著者が、物語の中で実践的な技術も解説する。
風土に根ざした奔念のエコー2
～戦後を生きた岐阜の詩人点描～
A5判 定価2,545円
著者：藤吉秀彦
半世紀を越え精力的に作家活動を続ける著者渾身の詩論第二弾。「狭隘と凡庸の彩りの風土にまみれながらも、新たな岐阜という風土に詩心を求めた詩人達」（あとがきより）１２人が発した魂のエコーに響き合い、生きることの意味を探る。
四国遍路 仁王像への旅
縦220×横220㎜ 定価2,420円
撮影：梶田敏彦
人生の締めくくりに出かけたお遍路の旅
札所を守り山門に立つ阿吽一対の仁王像に心惹かれ、願いや悔いなど込め祈った。そしてレンズを向けた。時にはすさまじい怒りの表情に幼い頃の自分をたしなめる両親の面影を見つけたこともあった。木目、ひび割れ、剥がれ、極彩色、金色、朱…、さまざまな仁王の像が見る者の心の内を映し出す。
名もなき男の仕事伝 糸は束ねられたか
四六判 定価1,980円
著者：角弘二
その男は新興都市を「故郷」に変えた。
各務原市の団地に移り住んだ一介のサラリーマンが、持ち前の「人間力」と独自のアイデアで地域が抱える問題を次々に解決。推されるままに市議会議員を引き受けた後も、時代を先取りし町づくりや環境などの課題にひたすら挑み続ける。実話に基づく「信念のどぶ板議員」の物語。
第一部 職業転戦の記
第二部 自治会活動奮戦の記
第三部 市議会議員粉骨砕身の記
赤尾郁夫写真集 ミャンマー
縦237×横195mm 定価1,980円
監修：近藤誠宏
若い僧侶たちの托鉢行、水牛を曳（ひ）く女性、川で暮らす人たち―。モノクロ銀塩フィルムで写し出したミャンマーの農村の現代（いま）が人々の記憶を呼び覚ます。ごくごくゆっくりとした自然の時間に倣（なら）う人間の営みがそこにはある。「宗教があって、優しい人がいて、懐かしさを感じる国…」。１０年間にわたり当地を撮り続けた著者が込めた思いは、見る者の心に静かな感動を呼ぶ。
口笛と分水嶺
四六判 定価1,650円
著者：山本耕
岐阜新聞朝刊に連載したコラムを紹介。岐阜市120年記念新聞のコラム「余談閑談」を加えて241編を収録した。岐阜関連の時事ネタや国内外の話題に切り込む。
ぎふ地歌舞伎衣裳
A4判 定価3,300円
企画・編 小栗幸江
美濃歌舞伎博物館・相生座（瑞浪市日吉町）の小栗幸江館長が相生座所有の地歌舞伎衣装を紹介した図録を発行した。絢爛豪華な見た目だけでなく、登場人物の設定などが意匠に施され、物語を読み解く重要な役割を果たす衣装の魅力を満載した。
岐阜見聞録
B6判 定価1,100円
著者：満野龍太郎
共同通信社の記者が、岐阜支局への転勤を機に県内を自ら歩き回り、コラムを書き続けた。最初は警戒され、取材も思うように進まなかったが、地域の人々と同じ目線で取材に取り組む記者の姿勢が徐々に伝わる。県民が忘れかけていた美濃や飛騨の魅力を掘り起こすとともに、県民の温かさを再確認する本が出来上がった。
奥飛驒に響く 種蔵の里
A4判 定価1,980円
撮影：加藤麻美
飛騨市にある種蔵は、板で張った板蔵が有名。棚田と古民家も合わせ素晴らしい農村風景を形成している。撮影者は、何度も何度もこの農村に通い、人々の生活や風景を撮り続けた。彼女の気取らない、飾らない朗らかな性格は、種蔵で暮らす人々と一体となり、温かい写真集に仕上がった。過疎化が進み集落を維持することが大きな課題であることは間違いない。しかし、写真集からは、ここで暮らす人間の豊かさが伝ってくる。
飛騨山脈 世界の自然遺産
A4判 定価2,649円
著者：小野木三郎
山岳とは、山に学び山を楽しむ舞台であり、山岳・山学・山楽の３つの「がく」からなるという考えから自らを「山遊亭三楽」と称する。古里岐阜を愛し、飛騨山脈をこよなく愛する筆者は自らレンズを構え、２４年間、毎月のように飛騨の山々を歩き続けた。山旅は世界各国にも及び、撮りためたポジフィルムは膨大な数にのぼった。今回、人生の集大成として、３００枚を選び、写真集を発行した。まさに飛騨山脈の魅力を世界に伝える１冊である。
越後ひがしくびき山里の四季
A4変判 定価1,870円
撮影：志水健一郎
母親の故郷・新潟を訪ね山里の四季を撮り続けた。きっかけは母の死。農村風景を単なる
『日本の原風景』とはとらえず「たおやかな日本の心」と表現した。ここでの暮らし、厳しい自然が強くて優しい母を育てたことを確信するかのようにシャッターを切った。母への思いが重なるのか、作品はいずれも雪国特有の厳しさより、自然と共存し人々が助け合いながら生きる力強さと暖かさが伝わってくる。きっと撮影者も「たおやかな人」に違いない。
インドラダック チベット仏教への道
A4変判 定価2,500円+税
撮影：杉田基
チベットよりチベットらしいと言われるインド北部のラダック。約40年前までは外国人の入域が許されず秘境の地とも言われた。撮影者は2011年8月から2012年9月までに計3回訪れ、標高3500メートルで暮らす人々の生活や点在するゴンパ（寺院）、そして荒涼とした大地をカメラに納めた。今もなおチベット仏教が脈々と受け継がれているラダックを知る貴重な写真だ。
おいしい白だしレシピ集
B6判 定価990円
発行：株式会社NHC
株式会社NHCが販売している「おいしい白だし」を使用したレシピ集。料理は”簡単においしく出来る”がコンセプト。栄養管理士が計算したカロリー数や塩分量も一緒に掲載している。見ながら料理がしやすいコンパクト（B-6）サイズです。
コモの毎日クロワッサン
A5判 定価1,324円
企画・制作：株式会社コモ
クロワッサンを使ったアレンジレシピ集。クロワッサン発祥の地ヨーロッパでは、サンドイッチなどに調理して食べるのが主流。本書では、長期保存が可能なコモのクロワッサンを使い、春はエビとサーモンのタルタルサンドイッチ、夏はタンドリーチキンサンドイッチ、秋はきのこのタルティーヌ、冬はオレンジとレモンのフレンチトーストなど、季節ごとに楽しめるレシピを紹介。
我々の昭和町
B6判 定価1,540円
著者：長瀬千年
新聞連載が始まったころタイトルが「私の昭和町」ではないのだと疑問を抱きながら読んでいたが、途中、筆者が当時の日記に「我々を一人称として誤用していた」と打ち明ける場面があり、納得したことを覚えている。小学生から中学生へ、背伸びして少し大人になる気分をそのまま読者に伝えたかったのだろう。我が家や昭和町のほのぼのとしたエピソードを中心に台湾時代の霧社事件なども紹介しており、光と闇が交差した昭和という時代を切り取る小説に仕上がった。
篝火に誓った恋
A5判 定価1,222円
著者：三木秀生
ノーベル文学賞を受賞した文豪、川端康成が、わかき日に初恋の人を岐阜に訪ね結婚の約束をした。筆者は、川端の初期の作品を参考にして岐阜市での足跡をたどった。同書は、2005年に出版されたが2014年になり、川端が初代に宛てた手紙が発見され、初代との恋とその終わりの一端が明らかになったことから、もう一度、岐阜市と川端の関わり合いを紹介したいとの思いも込め、加筆・修正し復刻本の発行に至った。
いのち育む翠池の四季
A4変判 定価1,870円
撮影：坂井暘二
池見草、水の花とも言われる蓮。蓮華（れんげ）は、昔から清らかさの象徴として称えられてきた。湖面に咲く夏を謳歌する花だけでなく、枯れて朽ちた蓮、飛来する鳥、さらに池の周りで生活する人々を一年通じてカメラに納めた。穏やかな日もあれば雨や雪にさらされる日もあり、その成長過程は、まさに蓮の花言葉である「雄弁」に人の人生そのものを物語っている。
映画のなかの学びのヒント
四六判 定価1,100円
著者：梶井一暁
映画好きの大学准教授が映画を紹介しながら自らの教育論を語るというユニークな本。登場する映画は「男はつらいよ」「ALWAYS三丁目の夕日」から「千と千尋の神隠し」「ドラえもん」まで幅広い。堅い教育論を楽しみながら考えることができる教育入門書といえる。
昏迷の終末期医療（届かぬ医師のこころ、疎外される患者）
四六判 定価1,445円
編著：岐阜リビング・ウイルのあり方を考える会
混乱する終末期医療をテーマに、医療側―主として事件あるいは問題となった二人の医師の直接報告を原点としてまとめた。そこで見えてきたのは主治医の思いが届かぬ歯がゆさ、不本意ながら批判を受ける現実であった。終末期医療の悲劇を繰り返すことのないよう、美化されないよう、本質を考えるきっかけとなる本。
ぎふ創世紀
A5判 定価1,362円
編著：岐阜新聞社
岐阜新聞創刊１３０年記念事業として2011年から2013年3月まで朝刊経済面で連載した企画をまとめた。厳しい経済環境で頑張っている企業の経営者、各種団体のトップ１３０人のあつい思いのこもった生の声を紹介。
きのこを通して自然を知る
四六判 定価1,362円
著者：古川久彦
きのこの研究一筋の人生を過ごす著者が大切にする恩師の言葉は「きのこを通して自然を知る」。様々なエピソードを交えての“きのこ議論”が興味深い。
もう一人の僧（麻生野武 短編小説集）
A5判 定価1,572円
著者：麻生野武
男と女のあやなす糸がふともつれて狂気となったとき、悲劇喜劇が生まれることに注目した麻生野武の初の短編小説集。
ふるさとの川 木曽川紀行
A4判 定価3,666円
著者：石原ミチオ
水彩を主にした画集。長良・揖斐に続く木曽三川シリーズの最後。源流から河口までの３７箇所を素朴な文章とともにたどってゆく。
東日本大震災 ぎふ支援の記録
A5判 定価1,047円
編著：岐阜新聞社報道本部東日本大震災取材班
現地に駆けつけた人々の活動記録、記者の取材報告、識者の声など多様な視点で大震災をとらえつつ、これからの防災を考える。
写真集 坂折棚田物語
228mm×265mm 定価2,096円
撮影：伊藤憲男
石積みの美しい棚田を舞台に、四季を追って自然と人々が描く美しい姿を叙情的ゆたかに撮す。
両面の宿儺
A5判 定価1,572円
著者：麻生野武
飛騨に伝わる両面宿儺の伝説を基に、近年の論文の解釈を加えて書き下ろされた戯曲。