短歌の世界を具現化 郡上市で歌人と作家のコラボ展 − 岐阜新聞 Web

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短歌の世界を具現化 郡上市で歌人と作家のコラボ展
2017年07月31日 09:47
写真:短歌の世界を具現化 郡上市で歌人と作家のコラボ展
短歌から連想した作品について解説する出展者=郡上市大和町牧、古今伝授の里フィールドミュージアム

 短歌の世界を造形作家が表現する展示会「歌となる言葉とかたち2017」が、郡上市大和町牧の古今伝授の里フィールドミュージアムで開かれている。歌人と造形作家が交流する中で生まれた独創的な20組の作品が館内や庭園などに展示されている。9月3日まで。

 今年で21回目。短歌は地元の小学生と県内外の歌人20人が詠み、その歌から連想したイメージを県内外の造形作家20人が書やオブジェなどで自由に表現した。

 オープニングセレモニーと作品鑑賞会には歌人や作家が来場。同ミュージアム名誉館長で歌人の佐佐木幸綱さんが人生の流れの速さを詠んだ短歌に合わせ、月を模した球体にはしごを掛けたオブジェを制作した酒井稔さん(岐阜市)は「それぞれの年代の人にそれぞれの時の流れがある。人生は長い階段を順番に上っていくようなもの。はしごでそれを表現した」と解説した。

 このほか、心の澱(おり)について詠んだ短歌には「飛沫(ひまつ)」という書作品が組み合わされ、来場者はじっくりと見入っていた。