高校野球ニュース
全球児に同じ情熱注ぐ 元県高野連理事長・見崎仁志氏

2018年07月08日 13:29

理事長時代の思い出や今後の県高校野球について語る日本高野連評議員の見崎仁志氏=岐阜新聞本社

理事長時代の思い出や今後の県高校野球について語る日本高野連評議員の見崎仁志氏=岐阜新聞本社

 全国高校野球選手権の第100回記念大会に合わせ、地方大会の運営や高校野球の育成に尽力した功績をたたえる日本高野連の「功労者表彰」に元県理事長(専務理事)で、現在日本高野連評議員を務める見崎仁志氏が選ばれ、受賞した。2005年から8年間、県理事長を務め、強化指定校制度や、他県の強豪との招待試合などを取り入れ、レベルアップに尽力。11年には任意団体から一般財団法人化して強固な組織づくりも行った。岐阜大会開幕を前に"野球王国岐阜"の復活に向け、粉骨砕身した県理事長時代の思い出や、今後の県高校野球について聞いた。

 -長年、役員として尽くされ、理事長になられてからますます獅子奮迅の活躍でした。理事長就任後まず着手したのは。

 ホームページづくりです。全国の都道府県高野連にあるのに県になかった。新聞よりも早く伝えようと、その日の試合は夜の10時までにアップするなど速報性を心掛けた。記録なども調べて、より県高校野球が親しまれるように心を配った。

 -一般財団法人化は。

 (公益法人制度改革に伴い)日本高野連から一般財団法人化するよう各都道府県連盟に指導があったが、全国でもいち早く行ったと思う。六法全書を一から勉強し、公証役場にも何十回も通って勉強した。大変だったが、苦労とは思わず、人のやっていないことをやるのは楽しかった。

 -長年、低迷を続けていたかつての野球王国岐阜が、理事長就任後に復活し始めた。

 皆さんのおかげです。たまたま、いい時期に理事長させていただいただけ。ただ指導者講習や選手の指導会などを積極的に開いた。県野球協議会の一員として、これまで希薄だった各年代や団体の枠組みを越えた県アマ野球の組織づくりにも傾注した。

 -深刻な課題の高校球児の減少については。

 日本高野連も高校野球200年構想として取り組んでいるが、一番は小学生の目を甲子園に向けてもらうこと。長良川球場を小学生でいっぱいにしたいという思いで記念大会に来場した小学生にピンバッジを配ったりした。100回大会を機にもっと次代の球児発掘に取り組んでもらいたい。

 -今後の県高校野球については。

 神宮大会と国体の優勝は見た。あとは甲子園での優勝が見たい。そのために招待試合や指導者講習をもっとやってほしい。プロアマ規定も緩くなっており、県内の全高校球児に同じ情熱を注ぎ、さまざまな体験をさせてあげることが重要。私自身も求められれば何でもしたいと思っている。