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開会式、精密に支える 岐南工土木研究会

2018年07月14日 08:12

開会式で均等に整列できるための測量を行う岐南工の生徒

開会式で均等に整列できるための測量を行う岐南工の生徒

 「誤差は5ミリ以内」「1ミリ前に来て」。開会式のリハーサルが始まる4時間前の午前11時過ぎ、誰もいない球場で細かい作業を繰り返していたのが、開幕試合を戦う岐南工の土木科の土木研究会の生徒4人。開会式での行進や整列のために引くラインの測量で同高が10年以上前から担当している。この日も約1時間汗を流した。

 測量には、距離は1ミリ単位、角度は3600分の1度まで測れる特殊な機械を使用。入場行進後に参加全68校が均等に整列できるラインを引くため、1ミリ、1度にこだわり、何度も距離や角度を測り直した。

 見守った顧問の相宮美貴教諭は「彼らには華やかな開会式を支えているという誇りを持ってほしい」と声を掛けた。昨年に続き、2度目の参加となった2年の井上雄介さんは「自分たちのできる測量はしっかりとやれた。選手にはこの球場で悔いなく終われるように頑張ってほしい」と笑顔を見せた。