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高校野球岐阜大会きょう4回戦

2018年07月21日 07:14

主将の石原(手前)ら強力打線を武器に戦後最多得点を記録し、4回戦でV候補中京学院大中京に挑む美濃加茂ナイン=同高硬式野球部グラウンド

主将の石原(手前)ら強力打線を武器に戦後最多得点を記録し、4回戦でV候補中京学院大中京に挑む美濃加茂ナイン=同高硬式野球部グラウンド

 第100回全国高校野球選手権記念岐阜大会第5日は21日、大野レインボーなど4球場で4回戦8試合を行い、ベスト8が出そろう。岐阜大会は今後、23日の2次抽選をはさみ連日開催され、メモリアル年の甲子園を懸けた熱い戦いがますますヒートアップする。

 秋、春の県覇者で優勝候補筆頭の中京学院大中京に土岐の第1試合で挑むのが美濃加茂。3回戦の飛騨神岡戦で、1998年に同高が記録した28得点の戦後最多得点を更新する29得点(大会最多は36年岐阜商の40点)を奪った強力打線を武器に、強豪撃破へ挑む。

 今大会は初戦の2回戦武義戦も13―2と圧勝しており2試合で45安打42得点。ここ数年は投手中心の守りの野球をカラーに躍進。一昨年は市岐阜商に1-4、昨年は大垣日大に1-5でいずれも準々決勝で敗れており、高橋陽一監督は「夏は打てないと勝てない」と打のチームをつくりあげた。

 冬場は20球1セットの連続ティーを毎日25セット以上繰り返すなど、スイング力アップに注力。春からは「ただ振るだけでなく、質を上げなければ意味がない」と例年以上に実戦練習を多く取り入れた。平日にも紅白戦を繰り返したことで、主将の石原楓也は「全員が場面に応じた打撃をしようという意識が強くなった。その結果が夏にしっかりと出ている」と手応えを語る。

 中京には秋の練習試合で1-17と大敗しているが、高橋監督は「あのときとは違う。必ず打ち勝ちたい」と思い描く。1年をかけて完成した新たな美濃加茂野球の真価が問われる。

 KYBの第2試合では昨夏の覇者・大垣日大と、秋県3位の岐阜各務野が激突。岐阜各務野は最近5年で2度、大垣日大にはね返されており、闘志をたぎらせる。

 土岐第2試合では、1回戦から登場の東濃実と、古沢亮、杉本将康の好左腕を擁す岐阜総合が対戦。KYB第1試合はエースで4番の高井脩平が中心の春県4位の関商工と、昨夏と同様1回戦から勝ち進む大垣商が相まみえる。大野の第1試合では、春県2位の帝京大可児を六回コールドで破った岐阜第一と、6年ぶりに夏2勝の大垣工、第2試合は犠打に重盗など足攻を絡めた戦いが印象的の岐阜と、2回戦で16得点するなど打撃が自慢の岐阜聖徳が激突。大垣北では、春県3位の県岐阜商を下した市岐阜商と、延長十五回タイブレークも経験した岐南工が第1試合、ともに3回戦の接戦をものにしてきた大垣南と岐山が第2試合で争う。