高校野球ニュース2019
投打で好素材そろう "新世紀"に記録生まれるか

2019年07月20日 14:39

2回戦大垣西戦で、大会第1号本塁打となる2ランを左翼へ放つ県岐阜商の主砲佐々木=長良川

2回戦大垣西戦で、大会第1号本塁打となる2ランを左翼へ放つ県岐阜商の主砲佐々木=長良川

 101回を迎える全国高校野球選手権。岐阜大会が始まったのは1927年の第13回大会からだが、これまでにも数々の記録が生まれ、王国岐阜の球史を彩ってきた。

 昨夏のメモリアルな100回大会では、美濃加茂が3回戦の飛騨神岡戦で戦後最多得点となる29点を記録した。大会最多得点は36年岐阜商=現県岐阜商=の40点だが、戦後記録は98年に美濃加茂が記録した28点で、自ら塗り替えた。今大会は2回戦4試合を残し、30試合が終了。まだ、新たな記録は生まれていないが、投打とも好素材がひしめくだけに期待は高まる。

 投手では2回戦で飛騨高山の左腕元田健介が7回参考ながらノーヒットノーランを達成。1失策で出塁を許したが、けん制でアウトにし、恵那南を21人で抑える準完全試合だった。完全試合は過去2人が達成している。また大垣商のエース左腕富田蓮は2回戦の池田戦で16奪三振を記録。大会記録の23(61年の第43回大会、大垣商小寺進)には及ばなかったが、快投は耳目を集めた。

 全国的に増加傾向にある本塁打。岐阜大会記録は2000年82回大会の49本だ。同年は、比較的狭い高山中山や土岐総合で15試合が行われたこともあるが3回戦終了の51試合で40本を記録するハイペース。今大会は第1号の県岐阜商主砲の佐々木泰を皮切りに30試合で15本だが、昨夏の甲子園で大垣日大の小野寺優斗が県勢史上初の1試合2本塁打をマークするなど好投手同様に強打者がめじろ押しだけに打者記録にも注目だ。

 高校野球新世紀の今大会、どんな伝説が生まれるか、激戦のV争いだけでなく、記録面でも目が離せない。