高校野球ニュース2019
優勝候補2校3回戦へ調整  

2019年07月20日 14:45

  • 入念に打撃練習する大垣日大の内藤=大垣日大高室内練習場
  • 鍵を握る森亮らシート打撃で調整する県岐阜商打線=県岐阜商高

 雨天順延の影響で、すでに2回戦を終えている各校の日程も変更となったが、3連覇に挑む大垣日大や、名門新生を目指す春県2位の県岐阜商など優勝候補として名の挙がる高校は19日、入念に練習。次戦へ向け、万全な調整を行った。

◆大垣日大 対策万全

 今チームの強みである打線が遺憾なく力を発揮し、大垣南との初戦を13安打10得点で五回コールド発進した大垣日大。阪口慶三監督も「相手だったら嫌だね」と笑みを浮かべた強力打線は、岐阜との3回戦へ向けても連日のようにバットを振り続けている。

 岐阜はエース岡田源太郎ら複数投手による継投が基本で、「自分たちには直球勝負はあまりしてこないと思う」と分析したのが、1年から中軸を打つ内藤圭史。緩い変化球に対しては「強いゴロを打とうとすると余計に引っかけてしまうから」と、無理に低い打球を狙うのではなく、右中間や左中間へ大きな飛球を打つ意識を全員で共有。19日の練習でもマシンや打撃投手の球を手元まで引きつけてから一気に振り切る意識を高く持ち、阪口監督は「全員悪くない。次も打つと思うよ」と、チーム状態の良さを強調した。

 主将の中山大輔が「勝ち方は分かっている」と言い切ったように、3年生は夏の岐阜大会での負けを知らない。「必ず3連覇してみせる」。これ以上ない自信を胸に、一気に頂点まで駆け上がる。

◆県岐阜商 打線好調

 圧勝発進の大垣日大とは対照的に県岐阜商は大垣西に6―5で終盤の逆転勝ちスタート。「4強の中で唯一、苦戦した。大会直前に好調だった先発西内勇人の縦カットが決まらず、攻守ともずっと流れが悪かった」と鍛治舎巧監督も苦笑い。「技術的にどうという問題ではない。全体に想像以上に重圧を感じており、気持ちの問題」と切り替え、万全の調整で次戦の各務原戦に備える。

 18日は雨の影響で野手陣は休みにしたため、19日は午後から雨上がりのグラウンドで、いつもの5カ所打ち。球数は通常の半分の100球ずつだったが、初戦追撃2ランと決勝適時打の主砲佐々木泰、前後を打つキーマン森亮太はじめ各打者が個々に微調整しながら快音を飛ばしていた。続いてのシート打撃では初戦振るわなかった選手も鋭い打球を飛ばし、鍛治舎監督も「誰を使うか悩む」と笑顔。投手陣は18日に投球練習したためノースロー調整だった。

 加藤駿希主将は「接戦をものにできたのは厳しい練習の成果で自信になったが、次からは(1番の)自分が鋭い打球で塁に出て、開始から勢いに乗せる」と苦戦を糧に鍛治舎革命による成長著しい打線の真価発揮を誓った。