高校野球ニュース2019
高校野球岐阜大会、きょう準々決勝 対戦別展望

2019年07月26日 10:13

 第101回全国高校野球選手権岐阜大会第8日は26日、長良川球場と大垣北で準々決勝を行いベスト4が出そろう。

 秋、春の県4強で、今夏の優勝候補である大垣日大、県岐阜商、中京学院大中京、岐阜第一は順当に勝ち上がった。

 第2シードの大垣商と美濃加茂、シード校を破って勝ち上がった土岐商と岐阜各務野が4強に挑む構図。

 準決勝、決勝とさらにヒートアップしていく今後の岐阜大会。甲子園へ向けた最終盤の第1のヤマ場を、対戦ごとに展望する。

◆大垣日大×土岐商 継投のタイミング鍵

 (大垣北・前10)

 3試合連続完封でコールド勝ちと圧勝で勝ち進む3連覇を目指す大垣日大に、投打とも粘りが持ち味の土岐商が挑む。

 大垣日大打線は林拓馬や内藤圭史の中軸はもちろん、上位から下位まで好調で、つながれば一気にたたみかける破壊力がある。土岐商はまず、相手強力打線をエース肖昂ら投手陣が失点を最少に抑えたい。

 大垣日大は4回戦でエース内藤を温存できたのは大きいが、土岐商は肖が146球で完投。両校とも継投が予想され、タイミングも鍵となる。

◆県岐阜商×大垣商 強打VS昨夏準V左腕

 (長良川・前10)

 勝負強さを増した県岐阜商打線と、昨夏の準優勝左腕・大垣商の富田蓮の対戦。

 県岐阜商は初戦の大垣西戦こそ苦しんだが、2試合連続コールド勝ち。佐々木泰や主将の加藤駿希らがけん引する打線は勝負どころで一気に決め切る集中力があり、投手陣も1年生左腕野崎慎裕の安定に加え、2年生右腕森大河が復帰するなど層は厚い。

 富田は初戦完投後は登板は1回だけと、万全の状態。好調の石原輝や浅野誠太の前に走者を置き、早い回にリードを奪って優位に進めたい。

◆中京院中京×岐阜各務野 投打盤石を崩せるか

 (長良川・後0・30)

 先発7人が5割超えで、8強では最多の3試合37得点を奪ってきた中京学院大中京に、岐阜各務野がどこまでくらいつけるか。

 中京は2試合連続本塁打した3番増田大晟、プロ注目の4番藤田健斗が軸だが、どこからでも長打が出る。エース不後祐将ら投手陣はいまだ無失点と付け入る隙は少ないだけに、失策や四死球絡みの失点は避けたい。

 岐阜各務野は軟投左腕長広省吾から最速147キロ右腕のエース藤田凌への継投が基本。高い走塁意識の機動力も駆使し、勝機を見い出したい。

◆岐阜第一×美濃加茂 投手陣の出来が左右

 (大垣北・後0・30)

 両校とも打力には自信を持つだけに、投手陣の出来が左右する。

 岐阜第一はエース高倉明健が本調子ではないだけに、野村崚馬、多賀野竜弥が踏ん張り、抑えの1年・阪口樂につなぎたい。打線は2試合連続複数点を逆転しているなど粘りが出てきた。4番の堀壱成はもちろん、島辺真拓、糀谷輝杜の好調な5、6番にも期待。

 美濃加茂はエース古川陽都や漆畑強の投手陣が3試合で6失点と安定しているだけに、岩井一翔ら一発もある上位打線が早い回に援護したい。