リーダーズボイス2019
太平洋工業株式会社 代表取締役社長 小川信也氏
グローバルシェア獲得目指す

20181228102811-70d53b21.jpg ―昨年は「シュレーダー」ブランドで自動車・産業機械用バルブの製造・販売を手掛ける米仏の3社を子会社化されました。
 100年以上の歴史を持つシュレーダー社は、欧米市場を中心に高いシェアを獲得しています。このシュレーダー社が当社のグループに加わったことで、日本・アジア・北米・欧州に生産・販売拠点を有する「世界4極体制」が実現し、同事業におけるグローバルなリーディングポジション構築に向けて大きく前進しました。今後は二つのブランドを融合し、製品・技術ラインナップの拡充、製品開発力の向上などシナジー効果の創出により、世界ナンバーワンバルブメーカーとして、新たな価値を提供していきます。
 ―自動車業界は100年に一度の大変革期が訪れているとされますが。
 自動車業界は「CASE」や「MaaS」といった技術開発が急務となっており、新たな企業間競争が激化しています。当社では、安全・環境・快適性能の向上をめざし、ボディの軽量化技術にこだわるとともに、次世代モビリティを見据えた技術開発を加速しています。当社の強みである超ハイテン材冷間プレス、アルミ材加工技術は、他社に先駆けた技術開発を推進し、国内外の生産能力増強・拠点拡充を進めているところです。また、安全と燃費向上に寄与する次世代バルブのTPMS(タイヤ空気圧監視システム)は、世界で法規化が加速しており、さらなる生産拡充とグローバルシェア獲得を目指していきます。
 ―2019年の目標、抱負を。
 中期経営計画「OCEAN-20」を確実に実効し基盤強化を図ります。次世代モビリティを見据え、これまで培ってきた技術に新しい発想を加え、産学官の連携や他社との協業も行いながら、新技術・新工法の開発を加速させ、次なる成長へのステップにつなげていきたいと考えています。20181228102844-59a61c92.jpg