リーダーズボイス2020
大日コンサルタント株式会社 代表取締役社長 後藤隆氏
フロントローディングけん引

20191227130013-b6ba8846.jpg -今年の展望を聞かせてください。
 2020年度は長期ビジョン「豊かな未来を拓く総合コンサタント」実現に向けた中期計画「改革」の最終年です。成果は着実に出ており、業績向上と働き方改革を両立できる体制ができてきました。この計画を完遂(すい)して「進化」の土台を盤石にします。昨年から公共工事の調査・設計業務が改正品確法に明確に位置づけられ、当社の役割と責任が増大。より技術力を高め、安全・安心で豊かな社会の実現に貢献します。
 -具体的にはどのようなことを。
 当社は企画・調査・計画・設計・管理などの業務で社会資本整備を担っています。地震や風水害・土砂災害の頻発と甚大化、インフラの老朽化、人口減少・高齢化による地域社会の活力低下、温暖化などの問題が山積する今、防災・減災、インフラ保全、地域活性化、低炭素・循環・自然共生社会の形成など課題は多岐にわたり、人々の暮らしと深く関わっています。だからこそハード・ソフト両面でニーズに応えていかなければなりません。例えば、防災・減災のために防潮堤を建設しても、ハードには限界があり、避難が重要です。そこで、社内ではハード・ソフト両面から防災・減災を考えるプロジェクトが進行。また、現代はフロントローディング、つまり設計初期の段階に注力して完成度を高め、後工程の負荷を減らすことが重要になっており、当社は3次元モデルなどのデジタル情報を活用する「BIM/CIM」の取り組みを強化。新分野の開発と、ICT・AI・IoTなどの情報技術を含めた新技術の活用を促進しています。
 -活躍の幅が広がっていきますね。
 業務はもちろん、エリア拡大も図っていきます。4年前から進めてきた海外事業拡大計画は、今年、いよいよ海外拠点を設立予定。世界が持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む現代、当社も一翼を担えるよう務めていきたいと思います。20191227130034-1173f274.jpg