リーダーズボイス2020
大日本土木株式会社 代表取締役社長 馬場義雄氏
女性活躍の場へ環境づくりを

20191227130439-60d99918.jpg -業界動向をどう見ていますか。
 2019年9月中間期は、当社も含め各社好成績でした。大日本土木・NIPPO共同企業体でパプアニューギニアの空港建設を受注するなど大型案件もあり、当社も売上高は計画を達成できています。利益面については、競争が激しくなってきていると感じており利益率が少しずつ下がってきています。東京五輪・パラリンピック関連の仕事は無くなりますが、今後は25年に開かれる大阪・関西万博関連もあります。また、国など公的な仕事も出てくると思います。そのためにも技術力・提案力強化に力を入れます。民間も工場建設など投資を検討されているお客さまもあり、地域ごとに案件があります。公共施設の維持管理・運営で、行政と民間が連携するPPPや民間資金など活用するPFIの受注も狙っていきたいです。
 -海外事業は政府開発援助(ODA)を中心に積極的に進めています。
 昨年はODAで新規の国として四つ増やすことができました。当社はODA無償資金協力事業に早くから取り組み、実績でも業界トップの地位を確立しています。ODAは開発途上国での業務のため安全や政治経済などのカントリーリスク管理も重要です。一方では開発支援の事業に携わりたいと希望する優秀な若者が会社に入ってきてくれています。海外事業に引き続き力を入れていきます。
 -建設業界では人手不足が課題に。
 当社ではITやアウトソーシングを活用して働き方改革に積極的に取り組み「県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業」や厚生労働省の「くるみん」の認定を受けています。また女性が働きやすい環境づくりにも取り組み、工事現場にパウダー室を設けるなどしています。有給休暇取得については目標をまだ達成できていませんが、生産性を上げて今後も地道に取り組み、入社したいと思われる魅力ある企業を目指します。20191227130502-de035f26.jpg