リーダーズボイス2020
東海職業能力開発大学校 校長 田中英一氏
生産ロボットコース高い関心

20191227140911-80e00c0e.jpg ―大学校の特長を教えてください。
 厚生労働省が所管する、国立・工科系の高等教育機関です。高校卒業生を対象とする2年間の専門課程と、その上の2年間の応用課程に分かれています。ほとんどが応用課程まで進み、高い技能・技術を身に付けて就職しています。機械、電気、電子情報分野を学べる学科が設置されており、実験や実習を重視しているのが特長です。就職率は100%で全員が正社員です。
 ―2019年はどんな年でしたか。
 ロボット相撲に取り組む学生が活躍してくれました。18年の全国大会で優勝し、世界一となりましたが、19年は2連覇を目指して出場、テレビ番組で密着取材も受けており、活躍が期待されていました。全国大会の国内一般枠の実質的な出場台数は29台だったのですが、5台を東海能開大が占めました。そのうちの1台はトーナメントで決勝まで勝ち進みましたが、残念ながら準優勝でした。学生は悔しい思いをしたと思いますが、一生懸命にロボットを作り上げてきた経験を、今後の人生・仕事に生かしてもらいたいと思います。
 ―昨年度新設された生産ロボットシステムコースはいかがですか。
 労働力人口の減少を補う一つの方法として、製造現場での産業用ロボットの活用を推進することが挙げられており、その人材育成に応用課程のロボットコースが期待されています。ロボットコースの選択を希望する学生も多く、学生の関心の高さがうかがえます。コース選択者は現在、開発課題実習という卒業制作にあたる課題で、自動機の制作に取り組んでいます。産業用ロボットを導入することで、従来より省力化された機器の製作を行っています。
 学習成果は2月14日、15日に揖斐郡大野町総合町民センターで開催される、ポリテックビジョンで発表・展示を行いますので、是非ご来場ください。20191227140938-d78fd62e.jpg