リーダーズボイス2020
税理士法人NEXT 所長 一川明弘氏
細かな配慮で正しい納税徹底

20191227144137-efcbbdae.jpg -昨年を振り返って。
 コンピューターデータのクラウド化が進み、経営者は世界のどこにいても経営状況を把握できるようになりました。私たちとしても経営者と連携を取りやすくなったことで、関与先の企業の経営計画作成支援や、事業継承の準備がしやすくなりました。
 10月の消費税率引き上げについては、セミナーの開催や担当者による働き掛けの強化のおかげで今のところスムーズに進んでいるかと思います。
 -正しい納税への取り組みは。
 あまり知られていませんが、税務署に提出する申告書に、税理士の意見書を添付することができます。適正申告の保証書のような意味合いもあり、行政も添付を推奨しています。ちなみに当法人はこの意見書の提出社数が県内トップクラスです。これからも添付を続けていく考えです。
 またIT化の流れの中で、当法人の関与先はすべて電子で申告書を提出していますが、金融機関は関与先の経営パートナーですから、情報提供も迅速に行った方が良いとの考えの下、了承を得て無償で同時に送信しています。
 言うまでもなく、税理士にとって信頼がもっとも大切です。信頼を得ながら、これからも正しい納税をサポートし、経営支援につなげていきたい。
 -今年の抱負を。
 現在の経営者が次世代に経営を渡す流れは変わらないでしょうから、次の経営者を対象とした勉強会を開いたり、税や資金の問題の解決に向けての業務を盤石なものにして支援していきたい。若手社員が力を発揮できる職場づくりも進めていかないといけない。
 また個人的には、3年後に始まるインボイス制度が中小企業にとって負担が多い点、高額納税者の税負担率の問題など、税制には多くの問題があると感じています。税制についてまずは市民に正しく理解してもらうための取り組みも進めていきたい。20191227144206-bb1e98ea.jpg