リーダーズボイス2020
西濃運輸株式会社 取締役社長 神谷正博氏
「最適物流」実現の体制を強化

20191228123930-24ae0a64.jpg  -2019年を振り返って。
 「お客様へ価値の提供」をキーワードに利便性の高いサービスを提供する取り組みを進めました。例えば送り状作成を支援する「カンガルーマジックⅡ」のお勧めや無料通信アプリを使った配達の事前通知など、お客様に時間的な価値をお届けすることに努めました。結果的に業務効率化も図れました。
 -昨年6月には従来のトラックターミナルに倉庫機能も持たせた「ロジ・トランス機能」を備えた成田支店(千葉県)をオープンさせました。
 組み立てや梱包(こんぽう)などお客様の生産工程にまで踏み込んだ対応が可能になり、お客様の要望に創意工夫で応えることを目指しており、今後ロジスティクス事業にはさらに力を入れていきます。都内の旧深川支店には新たにロジ・トランス機能を整備した施設を建設していく予定です。輸送にとどまらずお客様にとっての「最適物流」を提供できるサポート体制を整えていきます。まずは関東から始め、中部、関西でも展開していきたいと考えています。
 -ドライバー不足が深刻化する中、セイノーの強みとして今後、さらに強化していきたい部分はどこでしょう。
 大型トラックで店から店へと運ぶ幹線輸送のドライバーが不足している状況で、ここ数年来定員を満たしておりません。当社は1日3800便の7割強を自社で賄っています。荷さばきの早さや丁寧な商品の扱いなど高い輸送品質を維持することを目的に、店から店への強みをより高められるように労働条件を改善しながら、今まで以上に乗務員を増やしたいと考えています。
 -20年の重点施策は何ですか。
 テーマは「人」です。まずは人づくり。いくらハードを充実しても使うのは社員。設備を十二分に使いこなしてもらえるように人材育成に力を入れたいです。併せて省人化も進めます。事務系の仕事や倉庫内の管理で先進技術を活用して効率化を図っていきます。20191228123952-3aedeb02.jpg