リーダーズボイス2020
生活協同組合コープぎふ 理事長 大坪光樹氏
共働き世帯への宅配事業に力

20191228124612-0e3c84ed.jpg ―昨年は創立20周年の節目でした。
 1999年に県内3生協が合併して誕生しました。相互扶助を精神として、人と人とのつながり、地域の活力づくりに寄与してきました。現在組合員は24万人を超えています。昨年は20年の感謝を込めて組合員の産地見学ツアーや東日本被災地スタディーツアーなどさまざまな企画を行いました。また若手の職員たちと、これからの生協を考える座談会を行い新たなスタートの年となりました。
 ―地域貢献の取り組みにも積極的ですね。
 高齢者の健康づくりを応援しています。昨年は介護予防として注目されている「フレイル予防」の理解を広めようと、岐阜市、岐阜女子大学と連携し「フレイル予防弁当」を開発し、販売しました。共同購入や夕食宅配等の事業を通じた見守り活動も行っています。行政との連携も進み、現在29市町村1社会福祉協議会と「地域の見守り活動に関する協定」を締結しています。また地域で福祉活動をしている団体への助成を行ったり、生活に困窮している人や食料を必要としている人を支援するフードバンクの活動を応援しています。
 ―今年の意気込みを。
 昨年から始めた新たな取り組みとして、県内で生まれた赤ちゃんにお祝いを込めて「ハピハピボックス」を無料でお届けしています。地域で子育てをしやすい環境づくりに貢献しようと、県内の企業にも呼び掛け、育児をサポートする食品や日用品、絵本を詰め合わせています。今年もさらに中身を充実させ、子育て家庭を応援したいと思います。
 また新米ママさんたちが子育ての悩みを共有できる場をつくりたいと思います。岐阜県は共働き率が高いため、共働き世帯が利用しやすい宅配事業の仕組みも考えていきます。20191228124631-644774ae.jpg