リーダーズボイス2020
株式会社水明館 代表取締役社長 瀧康洋氏
国内外から誘客、地域活性化

20191228133511-6b1b9616.jpg -2019年を振り返ると。
 下呂温泉全体の宿泊者数は、4月から順調に推移してきました。唯一、9月の台風19号がマイナスとなりました。近郊からのお客さまが減る中、関東からのお客さまを増やしていたところで、関東が直撃を受けたものです。(下呂市が西日本豪雨などの影響を受けた)昨年より上乗せできると思います。インバウンド(訪日外国人客)は、韓国や香港がマイナスに転じている分、幅広く誘客していたことで、東アジア、中国、台湾と東南アジア、欧米でカバーすることができました。海外では、中国からの「爆買い」は影を潜め、個人化が進んでいます。週末に多いことから、平日に入る団体客として東南アジアや欧米に焦点を当て対策してきました。
 -格安航空会社(LCC)の就航や2027年予定のリニア中央新幹線開業など、交通網が激変している最中。
 交通網の変化は、一番気をつけなければいけないところ。LCCの中部空港への就航で、岐阜、愛知から海外へ向かう観光客が増えています。関東、中四国、東北、北海道から集めて、それでカバーしています。また、平日の対策が大切にで、国内ではシニア層、訪日客では団体客を呼び込んでいくしかありません。リニア中央新幹線では、唯一となる車両工場が観光の商品にできる。団体客に中津川市の岐阜県駅へ来てもらい、下呂に呼び込みたい。
 -今後、どのような手を打つか。
 デジタルプロモーションも大事になってきます。各種SNSの特長を生かしながらパッケージ化していく手法です。最新の宿泊客の動向を分析しながら、素早く手を打っていきます。観光は住民のためにやるもの。米国で参加したDMOのサミットでは「観光は住民が顧客」と明確に打ち出していました。二次交通もやりたい。地元客も観光客も便利になるようなものにしたいです。観光という手段で地域を活性化していきたいです。20191228133553-da61b6b6.jpg