リーダーズボイス2020
株式会社KVK 代表取締役社長 末松正幸氏
ユーザーに選ばれる商品作り

20191228151856-d20aab3a.jpg ―創業80周年、創立70周年の節目の年を昨年迎えました。
 7月に全社員を集めて、ホテルで記念式典を開きました。前回の周年行事から実に30年ぶりの開催で大変盛り上がりました。12月には中国・大連市の生産子会社も創立30周年を迎えます。大連の工場はこれまで十分に貢献してくれましたが、今後も中国市場開拓を進めていく上でも重要な拠点になると思います。原材料の銅の価格が落ち着いたおかげもあり、2019年9月中間連結決算はいい数字を出すことができ、いい節目の年になりました。
 ―富加町に本社工場を移してから生産の効率化を加速しています。
 18年に物流棟が完成し、物流まで含めた一貫生産ができるようになったことで、工程間の無駄が見えやすくなり、より効率化を進められるようになりました。今後は本社工場で生産している継ぎ手を飛騨古川工場(飛騨市)に移管したり、工程にロボットを導入したりして効率化を進めていきたいです。岐阜市の旧本社工場の跡地には商業施設ができつつあり、不動産による安定収入にもなってきます。
 ―海外市場開拓の取り組みは。
 中国や台湾など、東アジア、東南アジア中心に販売を広げていきたいと思っています。少しずつ、販売代理店もできてきています。5月には上海市で開かれた展示会に出展しましたが、多くのお客さまが来てくださった。地道に販路を広げていきたいです。
 ―国内の営業体制については。
 営業拠点網はできており、今後はソフトの強化が必要。地域によって売れ方が異なっていますが、弱い地域を底上げしたいと考えています。商品面では、これまでは丈夫でアフターフォローがしっかりしていれば売れましたが、今はユーザーに選ばれるようなデザイン性や機能性も重要。ユーザーから指名買いされるような商品を作っていきたいです。20191228151916-fa92ff7e.jpg