リーダーズボイス2020
オンダ国際特許事務所特許業務法人 所長 恩田誠氏
環境と仕組みで生産性アップ

20191228163615-d41dabce.jpg -昨年を振り返って。
 一昨年から始めた増改築工事が9月に完了し、新社屋が完成しました。これによってフロア面積も2倍に広がり、従業員にとってより働きやすい環境が整いました。また、お客さまにセミナーなどを提供できる多目的スペースを新たに設け、これまでに意匠法改正やAI関連の法律や知財に関する情報発信を行うセミナーを開催。好評の声をいただいています。
 -社内の取り組みは。
 当所は30年以上にわたり、全従業員参加のQCサークル活動に力を入れてきました。現在は42組がペーパーレス化推進などに取り組み、成果を発表する外部の大会でも、多くの賞を獲得しています。当所の利点は、11人のSEを有するシステム開発部を持ち、改善内容を迅速にシステム化できる点にあります。所内で開発したRPA技術を用いた作業の自動化も進んでおり、年間数百万円を超える絶大な節約効果を生んでいます。QCサークルのアイデアを具現化し、環境と仕組みの両面で働きやすさと生産性向上を目指しています。また働き方改革の一環としてテレワークの実施もスタート。残業時間を削減しながらも、効率化により過去最高の業績をあげています。
 -今後、注力していくことは。
 当所では、かねてよりお客さまの知的財産部門へ特許技術者を派遣する事業を進めてきました。しかしお客さまの中には、知的財産部に多くの人材を投入できず、出願などに関わる社内の事務業務に課題を抱えている企業も多く、今後はさらにお客さまの社内で事務作業を代行する特許事務派遣にも着手しようと考えています。クラウド管理によって当所とお客さまとの間で出願に関するデータを共有し、データの更新をリアルタイムに反映するなど、お客さまの負担を軽減するサービスを提案・提供し、今まで以上に密接なサポートを実現していきます。20191228163633-60792eca.jpg