リーダーズボイス2020
大垣共立銀行 頭取 境敏幸氏
しなやかに「脱・銀行」を目指す

20191228164604-eb8cab58.jpg -2019年は頭取交代という大きな節目の年となりました。
 OKBにとってビッグイベントでしたし、個人的にも大変な年でした。土屋嶢会長の言葉をお借りすれば「潮目が変わった年」。平成から令和へと元号が変わり、ベルリンの壁崩壊に始まったグローバル化の流れも保護主義へと潮流が大きく変わった年でした。
 -一方で超低金利政策が長期化し、厳しい経営環境が続いています。
 銀行の三大業務である預金・貸し出し・為替だけではお客さまの支持は得られない時代です。だからこそ信託業務の兼営を始め、OKB証券を開業しました。銀行・証券・信託の金融サービスが銀行窓口でワンストップでお届けできる体制が整いました。120年を超える歴史と信頼、顧客網を土台に常にお客さまが何を求めておられるかを考え商品やサービスを取りそろえてお客さまの満足度を上げていきます。
 -「まずOKBに相談してみよう」と思ってもらえる体制を掲げました。
 OKBなら何か面白いことを考えてくれる、と思っていただける間柄をお客さまとの間で築いていきたい。問われるのは非金融サービス。これまでもビジネスマッチングや農業の6次産業化のお手伝いなどを続けてきましたがもう一歩前に進めたい。資金はもちろん知恵もお貸しする、というスタンスで付加価値を高めていく。コンサルティングとして対価を払っても良いと思っていただけるまでにしていきたい。
 -20年の目標を。
 銀行業を含め、全ての産業はサービス業へと変わっていくと考えています。お客さまが求めるニーズは変化しており、去年と同じ仕事をしていては価値は下がってしまいます。OKBではこれまで通り地域とお客さま目線にこだわりつつも前例に固執せず、他業種他業態からも学ぶしなやかさを持ちながら「脱・銀行」を2歩も3歩もさらに前へと進めていきます。20191228164622-af019495.jpg