リーダーズボイス2020
いび川農業協同組合 代表理事組合長 堀尾茂之氏
地域農業の活性化に全力注ぐ

20191228165544-6b7da87d.jpg -昨年はどんな一年でしたか。
 県下統一目標「協同の力で農業と地域を未来につなぐ」をテーマに、第9次中期経営計画で策定した「農業者の所得増大の実現」「協同による地域活性化への貢献」「総合事業機能発揮のための経営基盤強化」に役職員が総力を挙げて取り組んだ一年でした。
 -具体的な取り組みは。
 農業所得の増大および早期確保を実現するため、JA独自の基準をクリアしたプレミアム米の栽培面積を拡大し、買取量を増やしました。また、カット野菜の需要の高まりに合わせて、業務加工用野菜の栽培面積の拡大支援に取り組みました。米麦大豆と露地や施設の園芸作物栽培の複合型経営による農業経営の安定化にも貢献しています。また、情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業の普及に向けた実演会を実施しました。最先端の技術を積極的に活用し、作業の効率化や省力化に取り組んでいきます。
 -子会社サポートいびの取り組みは。
 後継者育成が課題であることから、農作業の受託業務を手掛ける子会社「サポートいび」ではベトナムから実習生を受け入れ、自国に帰った後も複合農業ができるよう学んでもらっています。また、農産物の付加価値を高めるため、サポートいびで実施しているサツマイモを使った干し芋加工が、六次産業化・地産地消法に基づく農林水産省の総合化事業計画に認定されました。認定により、担い手農家が商品開発や販路開拓に関して専門家からアドバイスなどが受けられることから、2月完成予定の甘藷(かんしょ)加工施設を活用し、商品開発に着手していきます。
 -2020年の抱負は。
 農業者、行政や関係機関と連携し、組合員や地域住民から「JAがなくては困る」と言っていただけるよう、さらなる自己改革を進めて参ります。20191228165602-46393c2d.jpg