五輪ホストタウンでコートジボワール準備 岐阜市

2018年03月31日 08:03

カク・ブル・ジョージさん(サッカーボールを持った少年の後ろ)ら=2015年11月、コートジボワール(ぎふ・コートジボワール提供)

カク・ブル・ジョージさん(サッカーボールを持った少年の後ろ)ら=2015年11月、コートジボワール(ぎふ・コートジボワール提供)

 2020年東京五輪・パラリンピックに参加する海外選手らと地域住民が交流を図る「ホストタウン」構想で、岐阜市がアフリカのコートジボワールを相手国として登録を受けるため準備を本格化させていることが30日、分かった。市内に拠点を置くNPO法人「ぎふ・コートジボワール」が10年前から現地の子どもたちに靴や文房具を贈る草の根交流を続け、縁が深い。県や周辺市町とも連携しながら選手団を受け入れて住民との国際交流を図っていきたい考え。

 岐阜市は既に東欧スロバキアを相手国として登録を受けており、2カ国目のホストタウンとなる。

 「ぎふ・コートジボワール」は、在日コートジボワール人協会副代表のカク・ブル・ジョージさん(54)がアドバイザーを務め、学校などで使われなくなった靴や善意で寄せられた文房具などを現地に届ける取り組みを2008年から続けている。これまでに贈った靴は5万足を超える。メンバーが現地を訪れて交流もしている。

 同国には陸上・短距離でメダル獲得が有力視される選手がいるほか、テコンドーの競技レベルも高いという。

 政府が進めるホストタウンは2月末時点で、全国約300の自治体が83の国・地域を相手国として登録を受けている。だがアフリカなどの途上国を相手国とする自治体が少ないため、申請を全国に呼び掛けていた。


カテゴリ: 社会