ドローンスクール開校 可児自動車学校が新事業

2018年04月10日 08:47

広さ2万2640平方メートルの教習コースで飛ぶドローン=岐阜県可児市久々利、可児自動車学校

広さ2万2640平方メートルの教習コースで飛ぶドローン=岐阜県可児市久々利、可児自動車学校

 可児自動車学校(岐阜県可児市久々利、坂﨑雄介社長)は6月から新規事業としてドローン(小型無人機)の操縦士を養成する「岐阜ドローンスクール」を開校する。校内の教習コースと長年培った交通安全教育のノウハウを生かし、増加が見込めるドローンの操縦者需要に対応する。

 同校によると、県内の自動車学校でドローンスクールは初めて。

 広さ2万2640平方メートルの教習コースと学科教習で使う教室を、実技と座学でそれぞれ活用。指導員となる男女1人ずつを2月に採用した。

 同スクールは、国土交通省が認定するドローン講習団体「日本UAS産業振興協議会」(東京都)の認定校となり、同協議会が開発したカリキュラムを使用する。受講者は同協議会から技能操縦者と安全運行管理者の証明書を得られる。

 コースは当面1コースで、1日7~8時間のカリキュラムを4日間受ける。料金は20万円程度を想定。年間90人程度の受講生を見込み、ドローン本体の販売と合わせて2千万円の売り上げを目指す。

 現在、ドローン操縦の免許制度はなく、使用ルールや飛行禁止空域などを定めた航空法を守れば誰でも飛ばせる。国交省によると、2016年度のドローンの事故件数は全国で55件に上る。坂﨑社長は「操縦を教えるだけでなく、自動車学校の強みである安全教育を生かしたい」と話している。


カテゴリ: 経済