軕13両練り歩く 大垣まつり試楽

2018年05月12日 12:14

大垣まつりが開幕し、大垣八幡神社前の奉芸に向かう軕=12日午前10時23分、大垣市西外側町

 水都大垣の初夏を彩る「大垣まつり」が12日、岐阜県大垣市の中心部で開幕した。国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録された「軕(やま)行事」の一つで、絢爛(けんらん)豪華な13両の軕が爽やかに晴れ渡った空の下を練り、城下町は朝から大勢の見物客でにぎわっている。13日まで。

 この日は試楽で、午前8時半ごろに軕が大垣八幡神社(同市西外側町)前に勢ぞろいすると、神事に続いてそれぞれの軕が人形からくりの舞や子ども舞踊などを順に奉芸していった。その後、市中心部を流れる水門川沿いなどを祭りばやしを響かせながら巡行し、市役所前でも芸を披露した。

 まつりは、同神社の例大祭。1648年に大垣藩の初代藩主戸田氏鉄(うじかね)公が神社を再建したことを祝い、町衆が軕を造り曳(ひ)き出したのが起源とされる。中京圏と近畿圏の祭礼文化の融合が見られる軕行事は、2016年にユネスコの無形文化遺産に登録された。

 12日午後7時ごろからは、たくさんのちょうちんであでやかに"お色直し"した13両の軕が再び同神社に集まり奉芸する「夜宮」が行われる。13日は本楽がある。


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