「あおり運転」19歳少年に120日免停 県内初の行政処分

2018年05月16日 08:53

 昨年11月に愛知県岡崎市の東名高速道路で起きた多重事故で、危険な「あおり運転」で交通事故を誘発したとして、岐阜県公安委員会は15日、道交法(危険性帯有)に基づき、各務原市の少年(19)を120日間の運転免許停止処分にした。「あおり運転」による運転免許の行政処分は県内初。

 処分理由や県警運転免許課によると、少年は昨年11月4日午前9時30分ごろ、東名高速道路上り線を運転中、前を走っていた男性会社員=愛知県豊田市=の車が車線変更したことに憤慨し、約4キロにわたってパッシングや急接近をしたり、前に割り込んで急減速したりするなどし、計5台が絡む多重事故を誘発したとされる。

 愛知県警は、高速道路上での急減速が重大な事故につながりかねない危険なあおり行為と認定し、2月に少年を暴行容疑で逮捕した。岐阜家裁は4月10日付で少年を保護観察処分とした。

 警察庁は1月、「あおり運転」などの危険な運転を抑止するため、全国の警察に対し、厳正な捜査の徹底と積極的な免許停止の行政処分の実施を求める通達を出している。


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