侵入盗、岐阜ワースト2位 被害の4割は無施錠

2018年06月10日 07:49

さまざまな鍵の実物を展示し、通行人らに説明する支部員ら=9日午後0時9分、岐阜市日ノ出町、岐阜高島屋前

さまざまな鍵の実物を展示し、通行人らに説明する支部員ら=9日午後0時9分、岐阜市日ノ出町、岐阜高島屋前

 昨年1年間に発生した侵入盗で、人口10万人当たりの認知件数(犯罪率)が、岐阜県は全国ワースト2位だったことが県警のまとめで明らかになった。侵入盗のうち、金庫破り、学校荒らし、出店荒らしの犯罪率はワースト。県警生活安全総務課によると、侵入手段は4割ほどが無施錠だったといい、施錠の徹底を呼び掛けている。

 同課によると、昨年1年間の県内の侵入盗認知件数は1918件(前年比287件増)。うち、金庫破り82件(同22件増)、学校荒らし79件(同45件増)、出店荒らし338件(同108件増)だった。

 そのほか、事務所荒らしは220件(同62件増)で犯罪率はワースト2位、空き巣は676件(同3件減)でワースト4位と高い水準となっている。侵入盗認知件数が昨年まで11年連続ワーストの愛知県に隣接する市町での発生が目立つ。

 日本ロックセキュリティ協同組合岐阜支部と県警は9日、自宅の鍵を見直すロックの日(6月9日)にちなみ、岐阜市日ノ出町の岐阜高島屋前で、広報活動を実施。約10人が参加し、ドアのこじ破りやピッキングなど犯罪手口や対策を紹介したチラシを配布した。

 指紋や暗証番号、スマートフォンのアプリを活用して施錠や開錠ができる実物も展示し、通行人らに説明した。川田基弘支部長は「まずは鍵を掛けることが何より大切。その上で、それぞれの家庭に合った鍵を選んでほしい」と話した。


カテゴリ: 社会