児童虐待疑い全件通報 県が県警と情報共有

2018年06月13日 08:36

 古田肇知事は12日の定例記者会見で、岐阜県が把握した児童虐待の疑われる事案は全て、県警に情報提供する方針を明らかにした。東京都目黒区で虐待されたとみられる女児(5)が死亡した事件で、行政と警察との間で情報が共有されなかった問題を踏まえた対応。警察と連携した迅速な対応につなげる。

 県は現在、県警との間で独自の基準を設け、重度の外傷や栄養失調、発育の遅れなどがみられて放置すると生命に危険の及ぶ恐れがあったり、共有が必要な事案と判断されたりしたケースについて、県警に情報提供している。

 今後は児童虐待と疑われる事案は全件を連絡する。数カ月以内の運用を目指し、県警と検討を進めている。県子ども家庭課によると、同様の対応は高知、茨城、愛知の3県で取り組まれている。

 古田知事は「できる限りの手を打っていきたい」と述べた。


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