ながらスマホでトラック運転 死亡運転手を書類送検

2018年06月20日 08:14

 岐阜県大垣市上石津町乙坂の名神高速道路上り線で3月に起きた、大型トラック2台と観光バス1台の玉突き事故で、県警は19日、バスに追突し死亡した大型トラックの男性運転手=群馬県桐生市、当時(56)=が、事故当時、スマートフォンを操作しながら、脇見運転していたことを明らかにした。県警は同日、安全確認が不十分なまま事故を起こし、バスの乗客らにけがをさせたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、男性運転手を容疑者死亡のまま書類送検した。

 また、男性運転手にスマホで電話するなどし、脇見運転を助長したとして、同法違反(過失傷害)ほう助の疑いで、同僚の男性社員(47)=同市=も書類送検した。

 男性運転手の送検容疑は、3月26日午後4時40分ごろ、同上り線で、スマホに送られてきた画像を注視し、安全確認を怠って前方のバスに追突するなどし、計35人にけがを負わせた疑い。

 男性社員の送検容疑は、男性運転手にスマホで電話し、運転していることを知りながら無料通信アプリ「LINE(ライン)」で画像を送って閲覧するよう促し、脇見運転を助長した疑い。

 県警によると、男性社員が、事故の約20分前に男性運転手に電話。運転中と認識しながら通話を続け、さらに、ラインで画像を2度送り、閲覧するよう促したらしい。男性社員は「運転中でも送信すれば、確認してくれると思った」などと話しているという。

 事故は名神高速道路上り線で、大型トラックが観光バスに追突した。弾みでバスは前方の別の大型トラックにぶつかった。バスの男性運転手と乗客の男性計2人が重傷、乗客ら33人が軽傷を負った。


カテゴリ: 事件・事故 社会