岐阜市の業者、実習生に違法労働 ミャンマーの5人が労基署に申告

2018年07月04日 08:38

 ものづくり産業労働組合(JAM)などは3日、岐阜市の縫製業とみられる事業所に技能実習生として務めていたミャンマー人女性5人が低賃金で長時間労働をさせられたのは労働基準法違反などに当たるとして、岐阜労働基準監督署に申告した、と発表した。申告は2日付。

 JAMと在日ビルマ市民労働組合によると、5人は二、三十代で、2016年9月~17年12月に入国。洋服を配送先ごとに段ボール箱に梱包(こんぽう)したり、一部の洋服にタグをミシンで縫い付けたりする作業に従事した。今年の基本給は月額6~8万円で最低賃金を大幅に下回っているほか、法の上限を超える長時間労働が続いて4月の時間外勤務は200時間を超過し、累積で約67万円~約300万円の未払い賃金があるという。また、男性経営者から暴言を吐かれ、精神的に追い詰められたなどとしている。両団体が5人を保護した。

 県庁で開かれた会見で、女性(26)は「二度とあのような所で働きたくない」と涙を流しながら語った。


カテゴリ: 社会