高山市で一時9000世帯避難勧告 大雨、家屋に土砂流入

2018年07月05日 07:36

 台風7号が変わった温帯低気圧からの前線が停滞し南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、岐阜県内は4日、激しい雨に見舞われ、高山市では一時、土砂災害警戒情報が発表され、同市江名子町などの9082世帯2万2335人に避難勧告が出た。同市松之木町では家屋に土砂が流入するなどの被害があった。けが人はいなかった。

 5日午前1時現在、県内では下呂市や山県市など6市村に大雨警報が発令中。下呂市では同市萩原町上呂などの593世帯1807人に避難勧告が出ている。

 県教育委員会によると、大雨の影響で4日、本巣市や中津川市などの公立の幼稚園、小中学校、高校、特別支援学校の計238校が臨時休校となった。196校では授業を午前中などで打ち切った。高山市は5日、市内31の小中学校を臨時休校にする。県内の公立特別支援学校6校も休校となる。4日の岐阜市の長良川鵜飼、関市の小瀬鵜飼は中止となった。

 岐阜地方気象台によると、3日午後9時の降り始めから4日午後5時までの総雨量は本巣市根尾214ミリ、郡上市白鳥町長滝148ミリ、大野郡白川村牧135ミリなど。5日も断続的に激しい雨が降る見込み。1時間雨量は美濃、飛騨ともに多い所で60ミリ、同日午後6時までの24時間雨量も多い所で美濃250ミリ、飛騨200ミリを予想している。


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