国道41号土砂崩れ 県内4000人以上避難

2018年07月08日 07:49

長良川の水位上昇で、閉鎖される大宮陸閘=8日午前0時27分、岐阜市大宮町

長良川の水位上昇で、閉鎖される大宮陸閘=8日午前0時27分、岐阜市大宮町

 初の大雨特別警報が出た岐阜県内は7日、土砂崩れが相次いだ。飛騨市古川町では土砂崩れにより国道41号が通行止めとなっている。山県市では県道の陥没で3世帯6人が孤立。長良川では、美濃市や郡上市で氾濫危険水位を超え、岐阜市では14年ぶりに大宮陸閘(こう)を閉鎖し、増水による氾濫に備えた。雨が降り続き、土砂災害や水害の危険性が高まる中、4千人以上が避難所で不安な時間を過ごしている。

 7日は土砂崩れのため高山市で建設会社事務所が全壊、民家2棟が一部破損。新たに飛騨市で1棟が床上浸水、同市や郡上市で計7棟が床下浸水した。飛騨市神岡町で5日から続く44世帯92人の孤立状態はまだ解消していない。

 7日午後11時現在、避難指示が5市で出ており、高山市の1万5396世帯3万8968人など。避難勧告は7市1村で、関市の2466世帯6245人など。

 飛騨市古川町の国道41号が土砂崩れのため通行止めに。ドライバーら73人と集落の69世帯172人が一時孤立したが、解消された。高山市や郡上市では国道ののり面が崩れ、一部区間が通行止めとなっている。

 7日午後9時現在、東海北陸自動車道の一部区間のほか、国道や県道の32路線46カ所で雨量規制による通行止めが続いている。

 JR高山線は、飛騨金山-猪谷駅間で引き続き運転を見合わせたほか、中央線、東海道線では一部列車に運休や遅れが発生した。樽見鉄道や長良川鉄道も一部区間で終日運転を見合わせた。

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カテゴリ: 社会