JR高山線、土砂崩れで線路寸断 坂上―打保間

2018年07月09日 10:19

土砂崩れでJR高山線の線路が寸断された現場=飛騨市宮川町牧戸

土砂崩れでJR高山線の線路が寸断された現場=飛騨市宮川町牧戸

 記録的な豪雨により岐阜県飛騨市宮川町牧戸地内で土砂崩れが発生したため、JR高山線坂上―打保間の軌道敷が約100メートルにわたって損壊している。JR東海は同区間の上下線でも運行を見合わせており、10日以降に被害の実態調査を行うことにしている。

 市宮川振興事務所によると、JR高山線の被害が確認されたのは7日午後1時半ごろ。飛騨市に大雨特別警報が発令される中、地元の建設作業員が見つけて通報した。

 現場は宮川に面した谷あいで、線路上に大量の土砂が流入しただけでなく、線路敷が激しく損壊し、線路も大きくねじれて寸断されている。

 一方、土砂崩れで7日午後から通行止めとなっている飛騨市古川町の数河峠の国道41号は、土砂の除去などの復旧作業が本格的に始まった。

 土砂崩れは、古川町の戸市と数河の計4カ所で発生。このうち戸市側の復旧作業は急ピッチで進み、8日午後3時までに片側交互通行にした。

 数河では高さ約3メートル、幅約40メートルにおよぶ土砂や、倒壊した電柱が流出するなど大規模だが、工事関係者は「2、3日あれば土砂を全て撤去できる。安全点検の結果次第だが、通行止めの期間はそれほど長期にならないのではないか」と話していた。


カテゴリ: 社会