津保川氾濫「避難指示遅れた」 関市長が反省の弁

2018年07月14日 09:05

豪雨災害時の対応について説明する尾関健治市長=13日午後、関市役所

豪雨災害時の対応について説明する尾関健治市長=13日午後、関市役所

 西日本豪雨で8日未明に岐阜県関市上之保で津保川が氾濫したことを受け、尾関健治市長は13日、市役所で会見し、上之保地区での避難指示発令などの判断について「もっと早く(建物の上階へ逃げる)垂直避難を呼び掛けるべきだった」と述べ、判断が適切でなかったと認めた。

 市が氾濫発生前に避難指示や避難勧告を発令しなかったことについて、市民から疑問や批判の声が出ている。

 尾関市長は「雨が降り続いていた板取地区など市西部に注意が向き、上之保地区などの東部は大丈夫という思い込みや(発令の判断材料となる)基準のある(下之保地区などの)水位計ばかりを注意していた」と理由を説明。「(上之保地区に)実際に避難指示を出した30分前(8日午前2時すぎ)の段階で垂直避難を呼び掛けるべきだった」と反省の弁を述べた。

 改善策は「上流は水位の上下が早く水位計だけでは判断できない。総合的に判断するしかない。改善点は今後考えていく」と述べるにとどめた。


カテゴリ: 政治・行政 社会