猛暑の被災地支援者続々 関市復旧に1200人

2018年07月15日 08:04

路上で作業するボランティアら=14日午後2時10分、関市上之保

路上で作業するボランティアら=14日午後2時10分、関市上之保

 西日本豪雨で大きな被害を受けた岐阜県関市に、3連休初日の14日、県内外から1200人を超えるボランティアが訪れ、猛暑の中、被災地の復旧作業に力を尽くした。活動中に熱中症で救急搬送される人もおり、受け入れ側は十分な対策を呼び掛けている。

 この日、同市災害ボランティアセンターで受け付けたボランティアは1209人。大きな被害が出た同市上之保には約600人が駆けつけた。

 新潟県妙高市の会社員男性は、岐阜県内に友人が多いことから縁を感じ参加したといい、7人グループのリーダーを任された。メンバーは関市、高山市のほか、愛知、三重、山梨県などから来た混成組で皆初対面だが、力を合わせて作業した。活動内容は住宅の床板の下にたまった土砂の除去。床板を外し、土砂をシャベルで袋に入れていった。

 14日の関市は、同市役所内に設置されている温度計で午後2時12分に37・5度を記録するなど厳しい暑さとなり、同センターによるとボランティア2人が熱中症の症状を訴え、救急搬送されたという。上之保の同センターは受付所で熱中症への対策を求めるチラシを配布。休憩場所も設け、看護師らが待機、飲み物を無料で提供するなどして備えた。また、急増するボランティアに対応し同センターの受け付け態勢も強化。平日より約20人多い70人超のスタッフが待機したためトラブルはなかったという。

 同センターは「住宅内の清掃はかなり進んだが、路上や水路の漂着物などがまだ多く、引き続きボランティアの助けが必要」としている。


カテゴリ: 社会