奥美濃に夏到来「郡上おどり」開幕

2018年07月15日 07:57

郡上おどりが開幕し、郡上八幡旧庁舎記念館前に広がった踊りの輪=14日午後8時23分、郡上市八幡町

郡上おどりが開幕し、郡上八幡旧庁舎記念館前に広がった踊りの輪=14日午後8時23分、郡上市八幡町

 奥美濃に夏の訪れを告げる国重要無形民俗文化財「郡上おどり」が14日夜、岐阜県郡上市八幡町で開幕した。西日本豪雨で茶色い濁流と化した吉田川は穏やかな清流に戻り、県内外から訪れた約1万人の踊り客を迎えた。おどり納めは9月8日で、徹夜おどりは8月13~16日に行われる。

 初日は午後8時ごろ、踊り客や見物客が待つ郡上八幡旧庁舎記念館前に踊り屋形が入場。日置敏明市長が「今年は豪雨の被害者への鎮魂も込めて踊って」と開幕宣言した。郡上おどり保存会が「かわさき」「春駒」など名調子を響かせると、踊りの輪が幾重にも広がり、熱気に包まれた。

 同豪雨では同市北部の高鷲町で8日までの5日間に1058ミリと全国屈指の総雨量を記録。長良川鉄道は美濃市-北濃駅間で運休が続くが踊り客の大半はマイカー客で、同おどり運営委員会の田中義久会長は「高速バスなど来ていただく手段はある」とし、影響は限定的だと語った。


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