ドクターカー命救う 岐阜大病院・市消防、運用4カ月

2018年08月07日 09:17

ドクターカーで出動した当時を振り返る名知祥医師=6日午後1時30分、岐阜市柳戸、岐阜大病院

ドクターカーで出動した当時を振り返る名知祥医師=6日午後1時30分、岐阜市柳戸、岐阜大病院

 岐阜大病院(岐阜市柳戸)は6日、同市消防本部で4月から運用しているドクターカー(DC)で、医師が現場にいち早く駆け付けて急性心筋梗塞で心停止の男性(69)に適切な処置をしたことで一命を取り留めた事例が6月にあったと発表した。小倉真治高次救命治療センター長は「岐阜大病院と消防の全ての力を結集した事例」と胸を張った。

 DCは、同市消防本部に医師らが常駐し、119番の内容を判断して出動する新たな制度。7月末までに240件の出動があった。

 事例は6月15日に発生。名知祥医師(43)らが駆け付け、救急救命士では投与できない薬などを用いて心拍を再開させた。男性は手術を経て7月末に退院したという。

 病院は「これからも多くの人が助かることを願っている」などとする男性や家族からの手紙も公開した。

 また同日、名知医師らが指導する心肺蘇生法講座が同病院であり、家族連れら約20人が、心臓マッサージのやり方などを学んだ。


カテゴリ: 医療