生活保護女性にわいせつ容疑 岐阜市職員再逮捕

2018年08月08日 08:27

 岐阜中署は7日、生活保護を受給する女性2人にわいせつな行為をしたとして強制わいせつの疑いで、岐阜市生活福祉一課副主査(45)=愛知県稲沢市西島中町=を再逮捕した。容疑者は容疑を否認している。

 再逮捕容疑は、2015年3月から同5月ごろ、岐阜市の無職女性(35)宅で数回にわたり、背後から女性の胸をもむなどした疑い。また、昨年5月から今年5月ごろ、同市の無職女性(44)宅や岐阜市役所で数回、女性に抱き付くなどした疑い。

 署によると、容疑者は「腰のコルセットを触って確認した時に手が胸に当たってしまったが、もんでいない」「肩を軽くたたいたり、手を握ったりしたが、下心があったわけではない」と否認している。

 容疑者は7月18日、生活保護を受給する同市の無職女性(34)宅で、女性に無理やり抱きついたりキスをしようとしたりした疑いで逮捕された。その後、女性2人から署に被害の訴えがあった。

岐阜市、類似行為情報を警察に伝えず 

 生活保護を担当する岐阜市職員がケースワーカーとして訪れた先で生活保護受給者の女性にわいせつな行為をしたとして再逮捕された事件で、7月に職員が最初に逮捕された後、市に類似行為に関する情報が寄せられながら、市は警察に伝えていなかったことが7日、分かった。

 容疑者が所属する生活福祉一課によると、7月18日の最初の逮捕後に電話で情報が寄せられた。電話を受けた職員は口頭で上司に伝えたが、警察には連絡せず、メモにも残さなかった。同課は「相手に名前などを尋ねたが答えなかったため詳細を確認できなかった」と理由を説明している。

 同市ではケースワーカーは地区ごとに割り振られ、各地区1人で担当。市は再発防止策として、単身や母子世帯などへは複数人で訪問するよう職員に改めて周知した。ただ、地区ごとに複数の担当者を置くことは、職員の人数や生活保護受給者の意向などから難しいのが現状という。


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