復興ヒマワリ元気に咲いた 阪神大震災や命の大切さ伝える

2018年08月10日 08:25

大きく花開いた「はるかのひまわり」を見上げる子どもたち=岐阜市神田町、円徳寺

大きく花開いた「はるかのひまわり」を見上げる子どもたち=岐阜市神田町、円徳寺

 岐阜市神田町の円徳寺で、阪神大震災からの復興や、命の大切さを伝えるヒマワリ「はるかのひまわり」がほぼ満開となった。同寺の学習支援塾「てらこや無償塾」の子どもたち約20人が今年初めて植えたもので、大輪の黄色い花が神田町通りを彩っている。

 「はるかのひまわり」は、阪神大震災で亡くなった神戸市の加藤はるかさん=当時(11)=の自宅跡に咲いたヒマワリ。復興や、人との絆の大切さを訴えるシンボルとして全国で種が受け継がれている。

 無償塾を運営する「岐阜キッズな(絆)支援室」の若岡ます美代表(55)が企画し、5月に子どもたちと種を植えた。無償塾の児童(9)は「はるかちゃんが、みんなを心配させないようヒマワリになって咲いてくれている。元気に咲いてくれてよかった」と笑顔を見せた。

 秋頃には採種できる見込みで、希望者には分けたい考え。若岡さんは「子どもたちが命の大切さに思いを巡らすきっかけになってほしい」と話していた。


カテゴリ: くらし・文化