狩猟の担い手射止めたい 県が射撃場・ジビエツアー

2018年08月11日 08:47

射撃の実演を見学するツアー参加者ら=揖斐郡揖斐川町坂内広瀬、揖斐教習射撃場

射撃の実演を見学するツアー参加者ら=揖斐郡揖斐川町坂内広瀬、揖斐教習射撃場

 狩猟の免許取得者を確保しようと、岐阜県は狩猟の魅力を紹介するバスツアーを揖斐郡揖斐川町で開いた。猟師の高齢化で担い手が減る中、鳥獣害防止に必要な人材を確保するため、今回初めて企画した。

 ツアー参加者は20~60代。近年、狩猟免許を取る女性が増えており、参加者30人のうち女性が3割を占めた。

 揖斐教習射撃場で現役猟師から狩猟の魅力や免許取得の流れなどを聞いた後、射撃の演習を見学。谷汲緑地公園に移動し、シカ肉やイノシシ肉などジビエ料理に舌鼓を打った。

 参加者は「具体的に知ることができ、免許取得の気持ちが固まった」「趣味だけでなく、鳥獣害防止という社会貢献もあると分かった」と話していた。

 県内の銃やわななど狩猟免許の取得者数は1970年の約1万5千人をピークに減少。近年はやや持ち直し、昨年度は4963人で5年連続増加した。わなが多く、銃の資格取得は低調という。


カテゴリ: 社会