日本タクシーが学生発案のバスツアー商品化

2018年08月16日 08:13

チラシを手にインターンシップで企画したバスツアーをPRする尾藤克哉さん=岐阜市柳戸

チラシを手にインターンシップで企画したバスツアーをPRする尾藤克哉さん=岐阜市柳戸

 日本タクシー(岐阜市鶴田町、山田久典社長)は、岐阜大の学生がインターンシップで企画したバスツアーの受け付けを20日から始める。若い発想を商品開発に生かす取り組みで、インターンシップの学生がツアーを企画するのはバスツアー業界でも珍しい。同社がインターンシップを受け入れるのは初めて。

 インターンシップは、同大の次世代地域リーダー育成プログラムの産業リーダーコースの科目の一環として2月に5日間実施。学生は工学部、地域科学部、教育学部、応用生物科学部の1~3年(当時)と幅広い学部から参加した。実際にバスを貸し切って名古屋市の大須観音や名古屋城を巡るなどし、下見をした上でプランを練った。

 発売するのは、高山市の舩坂酒造店での利き酒体験ツアーと名古屋市での寄席観覧ツアー。9~11月に催行する。寄席観覧は白鳥庭園(名古屋市熱田区)で限定で行われる寄席を見るコースと大須演芸場(同市中区)で見るコースを用意した。

 同社は新卒採用者が少なく、社員の平均年齢が50歳台と高いことから、若い世代の発想を得る手段としてインターンシップを活用した。商品開発をした地域科学部2年の尾藤克哉さんは「お酒を好きな人にターゲットを絞り、独自性を入れた」と語った。山田健太郎専務は「刺激的な発想があった。今後もインターンシップを積極的に活用したい」と話した。


カテゴリ: おでかけ 経済