ドクターヘリ出動3000回で記念式典 岐阜大病院

2018年08月21日 08:22

安全運航3000回を祝いドクターヘリの前で記念撮影する関係者=岐阜市柳戸、岐阜大病院

安全運航3000回を祝いドクターヘリの前で記念撮影する関係者=岐阜市柳戸、岐阜大病院

 岐阜県ドクターヘリの基地病院となっている岐阜大病院(岐阜市柳戸)は20日、運航回数が2011年の運航開始から7年半余りで3千回を超えた、と発表した。吉田和弘病院長は「危険な(空の)仕事ではあるが安全運航を続けられており、誇りに思う」と語った。

 ドクターヘリは、消防の要請を受け出動を決め、県最北部の飛騨地域へも35分以内で飛ぶ。近年は年450人ほどの患者を搬送し、うち約1割の30~50人がドクターヘリでなければ救命できなかった事例だという。高次救命治療センターの小倉真治センター長は「安全に留意し、今後も一人でも多くの患者を助けたい」と述べた。

 この日は同病院の格納庫で記念のセレモニーを開催。医師や看護師が、運航を担うセントラルヘリコプターサービス(愛知県豊山町)のパイロット澤井孝夫機長(63)と、整備士山我美緒さん(26)に花束を贈り、記念撮影を行った。

 10日には群馬県の防災ヘリコプター墜落事故があるなど、業務は決して安全ではない。澤井機長は「(他地域の事故も)他山の石とは思わず、わが身に置き換えて安全意識を高めている」と話し、山我さんは「今後も集中して業務に当たる」と決意を語った。


カテゴリ: 医療